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アグレベイトスキルの２行目、「パラリシスウィンド」。
今まであまり気にしていなかったスキルだったんですが、せっかくスキルリセット可能期間なので、このスキルについてもちょろっと調べてみました。

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●パラリシスウィンドについて

パラリシスウィンドは、対象に「状態異常：麻痺」を与えるスキルです。麻痺になったキャラは、行動しようとするごとに一定確率で「ビリッ」と痺れて行動がキャンセルされます。
この「ビリッ」と痺れる頻度はどの程度のものなのか、スキルレベルで変わったりするのか、を、簡単に調査しました。

※パラリシスウィンドの基本性能

レベル1	効果時間20秒	詠唱2秒	再詠唱13.5（メイジ職業特性込み）
レベル7	効果時間60秒	詠唱2秒	再詠唱13.5（メイジ職業特性込み）

調査方法：
対象MOBにパラリシスウィンドをかけ、正面に行って殴られ続ける。
痺れた回数、痺れなかった回数をメモ。
相手にはパラリシスを掛け続けて常に麻痺状態にしておく。

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○調査結果

１．バイソンヘッド（旧地下２階）に、パラリシスウィンドLv7

効果時間	60秒
痺れなかった回数（殴られた回数）	100回
痺れた回数（殴られなかった回数）	95回
行動キャンセル率	48.7％

２．ブッチャー（チコル）に、パラリシスウィンドLv7

効果時間	42秒
痺れなかった回数（殴られた回数）	100回
痺れた回数（殴られなかった回数）	89回
行動キャンセル率	47.1％

３．ヒドラプラント（カオカ）に、パラリシスウィンドLv7

効果時間	30秒
痺れなかった回数（殴られた回数）	103回
痺れた回数（殴られなかった回数）	100回
行動キャンセル率	49.2％

４．ヒドラプラント（カオカ）に、パラリシスウィンドLv1

効果時間	10秒
痺れなかった回数（殴られた回数）	100回
痺れた回数（殴られなかった回数）	97回
行動キャンセル率	49.2％

※計測日付：2012/07/21（土）、2012/07/22（日）

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○調査結果まとめとか

・麻痺での行動キャンセル率は、50％弱。

・パラリシスウィンドのレベルを上げても、行動キャンセル率が変わるわけではない。効果秒数だけ変わる。

・麻痺耐性があるモンスターにかけても、行動キャンセル率が変わるわけではない。効果秒数が減るだけ。
たとえばヒドラプラントにレベル7をかけると、効果時間は本来の半分の30秒だが、その30秒間は50％の確率でしっかり痺れる。

（２つめ・３つめの耐性関係については、「緊縛クローク」で自キャラが麻痺になった時とは観測結果が異なります。　PCキャラの麻痺とMOBの麻痺は処理の仕方が違う…？）

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○体感的事柄や、使用感とか

・調査をしていた時の体感ですが、痺れる時は連続で痺れる、というケースが非常に多かったです。
痺れる→痺れる→痺れる→普通に攻撃→普通に攻撃→普通に攻撃→痺れる→痺れる→痺れる、のように、全体的にまとまって症状が出ていました。乱数に偏りがある？

・「行動キャンセル率が50％」であっても、それは「被ダメージが半分になる」こととはイコールではありません。行動キャンセルされた敵は0.5秒程度で体勢を持ち直してすぐに次の攻撃体勢に移るので、攻撃の回転率自体は50％よりもやや高くなります。

・また、麻痺状態の敵は行動が読みづらくなるというデメリットもあります。これは、タメ攻撃をしてくる敵に顕著です。
たとえばマカブラのヒールカーズやサイアームツインのクエイク攻撃。プレイヤーとしては、これらのタメ動作が見えたら「タメ時間＋空振らせた後の隙」を予想して攻撃を撃ち込みますが、ビリッと痺れた時は「空振り」のモーションが無くいきなり動き出すのです。
このような動きにPTメンバーが慣れていないと、やや危険があるかもしれません。

・パラリシスウィンドの大きなメリットとしては「必中である」ということです。バインド系が地点指定型になって当てづらくなったため、必中型のパラリシスはかなり気楽に使えます。クールタイム的にも、相手を常時麻痺状態にしておくことも難しくありません。

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○その他

簡易耐性調査

モンスター	効果時間
スライム	30秒
プラント	30秒
コイン	0秒
ビートル	30秒
スペクター	0秒
ブッチャー	42秒
バイソンヘッド	60秒
グランデヴィル	6秒
デーモンアデル	0秒

肉体がある敵に効きやすく、実体が無い敵や魔法生物には効きづらい様子。また悪魔系への効きも悪そうです。
アデルあたりに効かないのは痛いなァ…。マカブラやサイアームツインにはなかなか効くとの噂も聞くので、相手によってはボス戦用スキルとしても悪くない、かも？