[*ジャンプ感想]
今週こそは感想書こう、と思ってたのに、ああ、また何か妙な感じで忙しく…。
すみません、しっかり感想書きたいと思ってたのですが、全然書くことができませんでした。本当に少しですが、とりあえず書いた分だけはアップ。2008年41号感想(ちょっとだけ)です。


バクマン
『漢の浪マン』
『お姫様に一目惚れした漢の浪マンが宇宙一のヒーローを目指しその就任パーティーにお姫様を招き告白する、それだけを夢見て頑張るすごく弱いダメヒーロー』
『まだダメヒーローのうちにお姫様の方から会いに来て告白され』
『「まだ来ちゃだめだろ、宇宙一になるまで待ってろ、のこのこ出てくんじゃねーこのアマ」と口走ってしまい逆にお姫様にひっぱたかれる話』

なんというか、大場つぐみ=ガモウというのはもう全く隠してないのだなあ、と思いました。ちょうラッキーマン
デスノートで「大場つぐみ」という別ペンネームを使ったのは『原作:ガモウだと読者が引くから』という説がありましたが、デスノートで充分な実績も作ったことですし、もう普通に名乗ってもいいんじゃないかなーとも思います。「原作:大場(ガモウ)」とか。……ああ、いや、やっぱりちょっと引きますね、これ…。


感想お休みしてる間に始まったこのバクマンですが、今のところあまり楽しめてません。ストーリーとかはそれほど言うこともないのですが、とにかく「台詞回し」がとてもとても気になります。なんと言いますか、この『思ったことは全てテキストにしてますよ感』というか『この子たちはこんなことまで考えてますよー感』というかがどうにもこうにも。情報量が増えることは決して悪くはないのですが、結果として恐ろしく不自然な会話になってるんですよね。デスノートでは情報量の多いテキストは大歓迎でしたが、日常&コメディなこの漫画ではこの台詞回しはマイナスの方向に働いている気がします。
表面的なことにばかりグダグダ言ってすみません。でも台詞回しってのはとても大事だと思うんよ。空気くらい大事。



ダブルアーツ

『だって俺は最初から――…』
ああ、この漫画ではこういうモノ(ストロングなストロベリング行為)をこそ見たかったのに、よりによって明かされたのが最終回だなんて…! 秘密兵器が秘密のまま試合が終わってしまった感じですよ。温存しとくにもほどがあるだろう。もっとこう、手ひとつ繋ぐのに葛藤してひたすら挙動不審になったりだとか何かの拍子でケンカしちゃってお互い顔も見たくないけどでも離れられないだとか宿屋に泊まった二人がドギマギしながら画面ブラックアウトしたりしてこれが本当のダブルアーツですねだとすみませんちょっと取り乱しました
ガゼルさんの動きやバトルシーンなど色々ツッコミどころはあったものの、総じて見ればだいぶ好きな作品だっただけに、ここでの終了は残念です。「手を繋いでいなくては〜」というのは鬼面人を驚かすタイプの一発設定ですが、やっぱり引き込まれるものはありましたしね。今回はこのような結果でしたが、初連載にしては反響もそれなりにあったものと思いますし、再び戻ってきて連載してくれることを楽しみにしたいです。