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『第二次スーパーロボット大戦Ｚ・再世篇』やってました。

いやあ面白かった！
いろいろ楽しさはありましたが、今作で個人的に一番良かったのは「オリジナル敵の陣営が魅力的だったこと」ですね。ヘタレ王子さんの絶望・覚醒・成長イベントが盛りだくさんだったり（なんと新必殺技習得イベントまで！）、周囲の小物・邪悪キャラが王子の成長に感化されて姿勢を改めたり、今回の敵陣営はドラマが感じられて戦う手にも力が入りました。終盤ポッと出てきて「それも私だ」というボスよりも、やっぱりこういったボスの方が相手する側としても燃えますね！

不満も無いわけではなかったんですがそこはまあおいおいと。とりあえず最終話近辺で使っていたキャラ・機体の雑感などをちまちまと書いていこうと思います。
今回のプレイスタイルは、SRポイント全取得、セーブ＆リセット無し、クリア前は攻略wikiは礼儀として見ない。要するにいつもの。

■エスター


また頭の悪い育て方になってしまった主人公、そして人間マップ兵器その１。中盤で長いこと離脱してたはずなのにこのPPの偏り様は何なのでしょうね。貢ぎすぎだろう。
運用としては、１ターン目に愛＋集中＋連続行動で敵陣ど真ん中に放り込んで反撃でガリガリと削ってもらう形。援護回数も援護用武器も優秀なのでボス戦時のおともとしても超優秀でございました。しかしまあ、最大攻撃力の関係でメインアタッカーとしては他メンバーに一歩譲る形になりましたが、それはそれ。
乗機はまさかの乗り換え無しだったんですが（でも復帰時に微妙にパワーアップしてたらしい？？）、それでも十二分と言えるくらいの活躍を見せてくれました。アホの子主人公、いいね！

■シモン


な、納得いかねえー！俺の再世篇の購入動機は「超銀河グレンラガン、天元突破グレンラガンをどうやってゲームに落とし込むのかを知りたい」というものが５割程度を占めてたんですが、ですが、ですが…！いや、まあ、グレンラガン最終形態は地球とか銀河系とかそういうレベルのスケールじゃないので難しすぎるのはわかってるんですが、そこをどうするかを見たかったってのにっ…！

ゲーム的には、本当に本当にお世話になりました。底力９と螺旋力が発動したグレンラガンは最早どうやれば落ちるのかが疑問なレベルであり、人間マップ兵器その２。こちらの商品はエスターさんよりお掃除力も高いので周囲のゴミは完全にお掃除します。ライノダモン級までならノーマル格闘、アダモン級でもフルドリライズで一撃という信頼感。一家に一台いかがでしょうか。
会敵から１ターンでアサキムさんを退場させたり、援護自力合わせて20万ダメージ程度をラスボスに与えたり、雑魚掃除のみならずボス戦も大活躍。ラスボスとタイマンさせても上手くやれば勝てそうな気がしています。螺旋力おかしい。

■クロウ


主人公なのに何故か主人公と思えなかった主人公さん。おかしいぞ、俺の脳は完全にエスターさんを主人公として認識している…。
運用的にはエスターさんと同じく敵陣中に放り込みたいタイプなんですが、射程や消費的にいまいち継戦能力・殲滅能力が噛み合わず、思ったようには行きませんでした。その分パンチ力を活かしてボス戦では大活躍。苦労兄さんかっけーっす！

■カレン


人間マップ兵器その３。機体カスタムボーナスとエースボーナスが噛み合いすぎてて怖い。鉄壁かけて放り込んだら敵陣はガタガタです。ただしエネルギー消費は少しだけ多めなので、あまり沢山の敵が相手だと辛そうではありました。そんな事態めったになかったけどね。
表情パターンがやけに豊富で、ああこの子は開発陣に愛されてるんだなあ、と思いました。レイプ目な表情がお気に入り。

■ゲイナー


ＨＰのせいなのか狙われることが非常に多かったイメージ。しかし被弾した記憶がまったく無いです。ゲイナー兄さんは今作も元気です。結果的に超優秀なデコイ機体になってました。
１周目では技量を活かしたスキル構成に出来なかったのが悔やまれます。２周目やるとしたらそこら辺をせめてみるかー。

■デュオ


序盤からいるだけに使う機会も多く、かなりお世話になりました。序盤の水適応Ａは地味に助かるのだ。
しかしながら、終盤では残念ながら少し息切れしてた印象ですねえ。エースボーナスとカスタムボーナスによる異常なクリティカル率も、熱血の使用がメインになる終盤ボス戦ではあまり効果も出ず。序盤から手をかけてただけに終盤でのパンチ力不足は悲しかったです。

■ヒイロ


ゼロシステムが「気力に応じて能力上昇」とのことだったので気力限界突破を付けてみたんですが、これは効果はあったんだろうか。なんだかんだで確認してなかったな。
密集してる増援部隊の真ん中に飛び込んで魂ローリングバスターライフル×２でハードパンチを喰らわせるのがお気に入り戦法です。ツインバスターライフルで敵射程圏外から狙い打ったり、いろいろ便利に使えてステキでした。でも接近戦は勘弁な！

■刹那


エクシア→ダブルオー→ダブルオーライザー→ライザーソード→イノベイター、と順を追ってどんどん強化されていったのが爽快。ストーリー的にもガンダム系のメイン主人公って扱いでしたなー。成長して、俺がガンダム俺がガンダム言うのも控えめになってしまって少し寂しくもありましたが。
オーライザーは普段からも勿論強かったんですが、エースボーナスが発動する状況での強さがやはり凶悪。「いざ尋常に勝負！」みたいに挑んできたミスターブシドーを5秒で叩き落して申し訳ない気持ちになったりすることもありました。

■竜馬


エースボーナスが意味がわかりません。強すぎる。これのおかげで格闘400グレンラガンと似たようなダメージを叩き出してた。こちらも格闘400に出来てたらどうなってたんだ…。
ぜんぜん関係ないんですが、神矢竜馬のストナーのボイス「ストナアアアアサアアアンシャアアアアイイン！！」に長いこと慣れてたので、今回の「ストナアアアサアアアンシャイン！！」と歯切れよく終わるボイスには違和感バリバリでした。でもストナー前の「おおおうううおおおお」って唸り声はせくしーで好きだ。

■斗牙


早期から努力＋幸運を使えるのでお世話になりました。６人乗りというのはやっぱり反則的なまでに便利ですなー。
移動後使用可能な長射程高威力武器を持ってるのも実にポイント高いです。援護役としても援護の引き出し役としてもなかなか優秀です。なぜか柔らかいのが玉に瑕。

■ゴウ


真ゲッターから真ドラゴンに乗り換えて、なんだか能力がマイルドになったような…？？エースボーナスってこんなんだったかなあ？
合体攻撃するごとに星を２、３個ぶち壊してるんですが、あれは形而上の現象なのか形而下の現象なのか。各種の凶悪ボスさんよりもこいつらを何とかする方が先のような気がします。

■シン


エースボーナスを活かしてかわして当てて！…という風には残念ながらなりませんでした。頼りになりすぎる無双役が部隊に３人もいるのが悪いんです。でもシンも戦術レベルでは実によい回避を見せてくれてたよ。
射程６フラッシュエッジでの援護引き出し、魂＋SEEDアロンダイトでの高ダメージが魅力。よいバランスでまとまった機体ですね。

■アルト


低消費の幸運を持っていたので全編通してボスキラーとして小活躍。序盤で幸運を持ってるのはコイツだけ、ってこともありましたしね。ブロンズエンブレム（毎ターンSP20回復）を付けてもりもり幸運使ってもらってました。
回避もそれなりに伸ばしてやったつもりだったんですが、不思議とかわしづらいので前線には出しづらかったイメージです。先天性の回避系スキルが無いことはやっぱり結構響いてくるのかなァ。

■レントン


ビット攻撃を使うとレントン＆エウレカのイチャイチャシーンを毎回見せ付けてくれるというステキ仕様です。お前らそういうのは艦内でやれよ。
回避系の育成はあまり出来ていなかったんですが、それでも不思議とピンチになった記憶がありません。回避キャラが不屈を持ってるのはやっぱり強い。

■ロラン


エースボーナスは便利は便利なんですが、今回はSP回復やSPゲットが覚えられるようになったので少し影は薄いかな。
後方でちょこちょこ気力を溜めて、ボス級が出たら一気に突っ込んで月光蝶で装甲ダウン効果付与。リアル系機体なのに運用は完全にスーパー系です。
地球上で月光蝶使いまくってますがコレは大丈夫なんでしょうか。地球全体に深刻なダメージが…。

■葵


最強攻撃が戦艦との合体攻撃というのはどうにも使いづらいですなー。「それだけのために出すのも…」という気になるので、実際最強攻撃はほとんど見る機会はなかったです。
キャラ的な特徴なのでしょうけども、多人数乗りなのに誰一人「努力」を使えないというのが、地味に使いたくなる気持ちを減退させてました。でも終盤は「愛」を覚えてくれたのでかなり使いやすく。愛…。葵さんが、愛…？

■マルグリット


各種の強力精神コマンドが破格の安さで使える便利お姉さん。戦闘もちょっとはできるぞ！いつもは戦艦の近くに控えてて、不意の増援が来たら掃除する感じのボディーガード的役割でした。アークセイバー的だね。
エースボーナスは取得したはいいものの恩恵を得る機会には恵まれず。機体的にも操者的にも反撃キャラではないのですよなー。無理にそう運用するなら底力くらいは付けてあげなければ。

■忍


エースボーナスのおかげで、後方からすっ飛んで行ってボスに一撃食らわせる戦法がとてもやりやすいです。
ダンクーガは格闘・射撃の両方で強い武器があるのでどちらを伸ばすべきか最後まで迷ってたんですが、この戦法だったら射撃を伸ばしてもよかったのかも。

■ワッ太


特殊スキル「社長」のために常に出ずっぱりでした。エースボーナス取得してからは倍率ドンさらに倍！
いてくれるだけでありがたいキャラではあるものの、戦闘的には今一歩くらい活躍不足だったかな。最強攻撃と他武装に差がありすぎてやや使いづらい。一人乗りというのも辛いですね。

■万丈


いてくれるだけでありがたいキャラその２。エースボーナスが素晴らしいことは破界篇でわかっていたので、加入から光速でエースにしましたとも、ええ。
トライダーと違ってこちらは単独でもなかなか強かったのでその点でも嬉しかったですね。しかしフル改造ボーナスが「運動性＋５０」ってどういうことなんだよ。サイズLLのスーパー系機体で、これをどう活かすというのだ…。

■ガロード


枠が余ってたら時々出す、くらいの扱い。サブオーダーではいつもパトロールしてたので一応エースにはなれました。
後ろで待ってて、チャージ完了したらサテライトキャノンぶっぱなして、また引きこもって、という重役出勤ポスト。一芸って大事です。

■サンドマン


勇気＋愛とか、何でこのお方はこんなにも無駄な精神コマンド被りをしてらっしゃるのだ…。
機体的にはソルグラヴィオンと似たような性能なのですが、６人乗りと１人乗りという差が使いやすさの差として出ました。愛を使えるのでボスへのトドメ等にはちょっと有用。

■ランド


ゲスト参戦その１。ちょこちょこ出番がありそうな予感だったので機体改造だけはしておきました、ってレベルです。しかし修理屋を名乗るなら修理技能くらい持っておけよな！このザ・クラッシャーめ！

■セツコ


ゲスト参戦その２。こちらも同上で機体改造だけ。しかし、結構な序盤に離脱したというのに、戻ってきたらレベル70弱というのはどういうことだ…。や、まあ離脱時点レベルで戻ってこられても困るのですが。

■ゼロ


特殊技能「戦術指揮」は異様に便利なんですが、指揮を出したターンはEXPが全く入らないので気が引けてしまうのが困りもの。ゼロ自身はあまり強くないから、倒せる時にきっちり倒しておかなければなんですよね。なんとも悩ましい。
長い離脱期間を経ての復帰後は「再動」を覚えていたのでさらに便利になっていました。歌って踊れる変態仮面。

■Ｃ．Ｃ．


序盤はSP回復＆祝福持ちとして資金稼ぎのお供に、終盤は脱力でボス撃破のお供に。あと補給。後方支援として必要十分な活躍を見せてくれました。かわいい。
暇なときは後ろで柿小路さんとキャッキャウフフと補給しあってたんですが、その際のオフィス不倫っぽい雰囲気といいますか援助交際っぽい雰囲気といいますか、なんとも犯罪臭ががが。

■正太郎


「修理を持っている」という理由のみでたまに出撃。今回、補給持ちに比べて修理持ちがあまりいなかったイメージなんですよね。スーパー系でしかも修理ができるというのはそれなりにレアでした。それなりに。

■柿小路


熟練度取得条件に関わってきた時は本当にどうしようかと思った…。その時まで完全に無改造だったですよ。何とかはなったけど。
祝福、応援、脱力などなど、便利な精神コマンドがいずれも低消費で使える援護のプロ。これが出ていると出ていないでは安定感が違いますね。関係ないけどサラリーマン技能って何が得になってるのかいまだに把握してない。

■さやか


序盤は祝福、終盤は再動。精神ポイントの多さもあいまって素晴らしいサポート力を見せ付けてくれました。素晴らしい。
あと修理の効果範囲が一人だけ別ゲームだった。ここまで来たなら範囲内の全キャラ回復とかしてくれてもいいんじゃないのですか。

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普通にやっててもほぼ全機体をフル改造できたあたり、今回は資金繰りは結構楽な方だった気がします。
あと「連続行動」はやっぱり強すぎるので、２周目やるときはこれ封印でやればちょうど良いバランスになるかなあ？とか考え中。

超銀河グレンラガンや天元突破グレンラガンが出ていない、ウイングガンダムゼロカスタムも出ていない、ということを考えると、やっぱり「第三次Ｚが出るのでそちらを楽しみにね！」という線が濃厚なのでしょうか。
ううむ、再世篇で天元突破すると思ってたので正直肩透かし感が拭えなかったんですが、それならそれで楽しみに待つ！