ええーーーー。特に何も無いのに丸二日も日記を放置しちゃったよ。
金土日と何をしてたかというと、実際ほとんど何もしていない気がする。FF12やったりYouTubeを漁ったりしてた。ローゼンメイデンを通しで見ちゃったりしたよ。我ながらどうかと思う休日の使い方。ダメ人間だコレ。
書くようなことがほとんど無いので、消費した娯楽の感想でも書いておきます。





絶体絶命でんぢゃらすじーさん13?巻


コロコロコミック連載のギャグ漫画。子供達に絶大な人気、とのことらしい。前々から『自分と子供世代の笑いのツボには随分隔たりがある』と感じていたのだけど、実際問題どの程度ズレているのか確かめたくて読んでみた。この漫画を『子供のお笑い感覚の代表』としてしまっていいものかどうかは迷うところだけど、帯やポップでの宣伝文句、多くの本屋で平積みにされているという事実を完全に信用して、コロコロ最強のギャグ漫画だと定義して読むことにする。
で、読んでみた感想なんですが。
やっぱり小学生と自分の感覚はだいぶ違うのだなあ、と改めて確認した。コミックス一巻分を通して、一回も笑えなかったのだ。衝撃的だった。ここまで違うものか、と。
とりあえず今回読んで思ったのは、大ゴマや珍造形など、このコミックスでの笑い要素はビジュアル系が9割近くを占めているということ。銀魂やもて王で見られるような、台詞回しで笑わせるということはほとんど無かった。小学生はビジュアルさえ面白かったら笑ってくれる、ということでいいのだろうか?これが小学生に馬鹿受けなのだとしたら、やっぱりもて王のような、台詞回しに真価があるタイプのギャグ漫画は人気が出ないのも当然なのかもしれないと思った。
十数巻出ている所の一巻だけをピックアップするというのも少し卑怯な気もするが、積み上げたエピソードやキャラ等で笑いを取るようなタイプでもなかったので、そこはまあ余り問題にしなくとも良いような気もする。小学生との感覚の違いを微妙ながらも感じられて、なかなか良い体験だったようにも思ったり思わなかったり。



FF12


現在フォーン海岸とかいうあたり。レベルは32くらいです。まだ終わってはないですが、いかに自分が育て方を間違ったかという事を赤裸々に暴露大会。
まずこのゲーム、敵を倒すとライセンスポイントというものが溜まり、それを消費してライセンス(白魔法Lv3、弓装備Lv5など)を取得し、キャラを強化していくことになっています。武具・魔法などはライセンスが無ければ使用することは出来ません。逆に、ライセンスだけあっても実物が無ければやっぱり使えません。ライセンスの取り方などは本当に自由なので、自分の好きなようにキャラを育てることが可能です。
こういう「自由に育てていい」みたいなシステムを提供されたら、自分は必ず「平均的に育てる」ではなく「一分野だけ突出した能力に育てる」という育て方を採ります。だってみんな同じことできたらつまんないじゃん、ねえ!?
で、まあそんな感じで育てていった結果、


ヴァン・・・・装備品その他を平均的に
アーシェ・・・オプション(行動時間短縮、消費MP削減とか)の鬼
バルフレア・・そこらへんのライセンスを特にビジョン無く適当に開ける
フラン・・・・魔法の鬼
パンネロ・・・技・アクセサリーの鬼
バッシュ・・・武器の鬼


役立たずどもの群れになりました。
バッシュはラグナロク・正宗等の最強クラスの武器まで装備できることになってますが、そんなもの今の時点では持っている筈も無く、ただ「ちょっと装備の幅が広い人」くらいなものです。装備品以外のライセンスをほとんど取っていないので逆に使いづらいほどです。
パンネロも、アクセサリーや技のライセンスは持っていますが実物を持ってないので全く意味無し。というか技マニュアルとか高価な上に効果のほども疑わしいので、技ってあんまり揃える気がしないという罠。例によって他分野はサッパリなので要らない子まっしぐらです。レベルも低いですし。
それより何より、言動・キャラ造形がかなりお気に入りなバルフレアが、本当に駄目なオッサンに成り果てているのが何より辛いです。何をやらせても他キャラに勝てる部分がありません(ヴァンも似たような状況なのですが、こっちはそれなりに有用なライセンスを多く取得しているのでバルフレアよりはだいぶ使えます。あとヴァンは主人公なのでヒイキして育てた。主人公スキー)。どうにも使いづらくれ仕方なし。
バルフレアはキャラ的には非常に好きなだけに、本当に悩みどころです。
どうすればこのオッサンをうまく強化できるのか。でも今から何かに特化させようと思っても、他分野は全てなにかしら他キャラが極めちゃってるからなー。何をやっても二番煎じです。あらあらどうしようかしら。絶体絶命かしら。



完全覇道マニュアル


読み終わったー。時間の使い方がマズくてやたら掛かっちゃいました。
知り合いの著作ということを差し引き、お世辞抜きで評価するにしても、これは相当に面白い本だったと思います。まず、小学校が舞台だという点がとても巧いです。「そういえばそういうのやったよなあ」と、あるあるネタでノスタルジーな共感を誘われること。読者のほぼ全てが体験しているということで、状況・背景もとても分かりやすいこと。小学生が「愚民ども」とか言ってるのは非常に萌えるということ。この舞台設定、ざっと考えただけでもこれだけのメリットが凝縮されています。素晴らしいですね(特に3番目)。
小説形式で語られるマニュアル要素も、身近なものに置き換えられてる効果でスルスルと頭に入ってきます。というかこの小説部分そのものもかなり面白く、この先の展開が気になってどんどん読み進めたい気分にさせてくれます(言ってる割にはちょっと遅めの読了でしたけど自分)。一章の長さがやや短めなのもテンポが良くてナイスです。漫画などを元とした小ネタを随所に挟んでいたりするのも流石かがみさんといったところで、発見するごとにいちいちニヤリとさせられました。
全体的に見て、冗談抜きでこれほど分かりやすいマニュアル本を読んだのは初めてのことです。詳細さ等では他の書物に一歩譲るかもしれませんが、分かりやすさという点では明らかにトップクラスであると断言できます。この覇道マニュアルを読んでみて、君主論というものを少し読んでみたくなりました。…まあ、いくらわかりやすいとは言っても、さすがに小学生はコレは読まないでしょうけど(笑)
マニュアルとしても上質、読み物としても上質。良い買い物でした。


あとがきでの岩波文庫へのケンカの売りっぷりで、最後まで笑わせてもらいました。
すご!いいのコレ!?



Fate stay/night YouTube)何話分か


すごく仕方ないのは分かってる。分かってるんですが、やっぱりかなりトホホな出来でした。あのボリュームをアニメにするのはやっぱり無理があるよなあ…。
でもでも、設定説明に時間を割かれるのは仕方ないにしても、アクション部分がちとショボイのはどうにも納得がいかないところです。序盤、凛がセイバーに魔術を放つところなんてアレじゃただ宝石を物理的に投げつけたようにしか見えんですよ。魔術らしさがサッパリない。火花くらい出しましょう。
しかしながら、いろいろ巧い具合に説明を省略してたあたりとか、なかなか頑張ってるなーと好印象を抱く場面もちらほら。アニメ版だけのオリジナル展開にも少し興味がありますし、今後もちょこちょこ見たいところです。生活リズムが崩れない程度に。



ローゼンメイデン(YouTube)

すげえ設定だな、と半笑いになりながら、それでもなんとなく全部見てしまった恐ろしい作品。とりあえず翠星石というキャラがオメガかわいいということはよくわかりました。
あとOP曲が耳について離れません。呪いのようです。





…あれ、いつの間にか文体が丁寧語になってますね。
こっちの方が書きやすいのかしら。