今年って雪降らなすぎじゃねっすか。去年の今頃は、道路も、歩道も、家も、何もかも真っ白だったように記憶してるのだけども、今年なんかは雪のゆの字も見当たらないくらいにカラッとしたものだ。なんか気持ち悪い。そりゃまあ降ったら降ったでブーブー文句を言うとは思うけど、でもやっぱり冬なんだから雪のひとつくらい降るのが風情ってもんじゃないか。一回もコートを着ないで終わっちゃいそうな冬なんて冬じゃないやい。もう少し雪降れー。申し訳程度に降れ。自転車の邪魔にならなくて且つ四季をいい具合に演出する程度に降れ。


結構前からちびちびと読んでた京極シリーズ・邪魅の雫をやっと読了。今回の結末はあんまりカタルシスを得られるような感じではなかったけれど(事件の性質や手段からすると仕方ないようにも思う)、どちらかというと今回のメインは各登場人物の内面描写を深めることにあったのじゃないかとも思う。各キャラが普段とは微妙に違った姿勢をとったりしてて、なにやらムズムズすると同時に新鮮で妙に楽しくもあった。榎木津あたりなんてもしかして今回一回もエクスクラメーションマーク使ってないんじゃないですか。しっとりした榎木津も色気があるなァ。ギャップ萌えってやつですかね。まあ、そんな雰囲気の中でも京極だけはいつものように絶対無敵ライジンオーな訳でしたが。

あと、本当にどうでもいいんだけど、いつの間にか[木場修美味しんぼの中松警部]というイメージが脳内で完全に確立されちゃってて地味に困ってます。他のキャラは具体的なイメージなんて持ってないのに木場修の旦那だけは凄い頑強なイメージでこびりついてます。おかげで彼の出演するシーンだけが完全に美味しんぼ色です。なんか、困る。 誰か解いてくれないかなあこの呪い。


ルドラの秘宝始めました。ソフト3本同時進行だ!あたまよくないぜ!