ということで行ってきましたプチ同窓会。プチと言ってもそれはもうプチはプチで、3、4人程度で集まる本当に小さい飲み会だったんだけど。


集合場所が大館市秋田県)ということだったのでとりあえず電車で移動。隣のボックス席でヤンキー風のお兄ちゃんがアンタそれ余計疲れるんじゃないの?みたいな超姿勢でくつろいでて、空いてるとはいえ態度良くないなあ、気になるなあとか思ってたのだけど、お兄ちゃんがバッグから白い棒を2本取り出しそのままの姿勢でおもむろに編み物を始めたときはリアルに吹き出しそうになって本気で困った。なんて面白い事をやるんだ、この若者は。最近のヤンキーさんたちは編み物とかやるのだね。知らなかったよ。


そんなこんなで3時間ほど鈍行に揺られて到着、それなりに久闊を叙した後飲み会開始。いや、あれは飲み会じゃなくて食い会と呼ぶべきかもしれない。とにかく信じられない量の食料が矢継ぎ早に出てきて、みんなグッタリし始めてきてもそれでも注文するスピードは止まらなくて、ホントにこの子らの頭は大丈夫かと思った。自分含め。なんでお腹一杯なのに更に注文するんだ。ドMなのか?全部食べたけどさ。
とりあえず思い出せるものを列記しても、比内鶏の親子丼、お吸い物、お通し3種、素麺、焼き鳥×10、レバ刺し、山芋のお好み焼き、から揚げ、鶏鍋、うどん、活サザエ、刺身の納豆絡め、タンシチュー、桶サラダ、納豆ピザ、モツ煮、馬刺し、焼き餃子、巨大なイチゴパフェ、あとお酒類を適当に、と、こういったものがほぼ休み無く出され、そしてもりもりと食べてた。最後の方はちょっとした拷問っぽくなってたと思う。小食な子なんかは今にもリバースしそうな顔になってた。いやあ、それにしても何であんなに阿呆のような注文の仕方になったのかなあ(かなり面白かったけど)。学生時代の飲みがやたら質素だったからその反動なんだろうか。塩をつまみに酒を飲んだりだとか、酒をつまみに酒を飲んだりだとか、学生時代の飲みはよくわからん仙人みたいな飲み方だったし。


お店を出た後は地元の友人の家へ。最初はまったりと飲んでいたのだけど、タバスコの23倍の辛さと言われるサドンデスソースを持ってきた馬鹿野郎が居たために部屋内はにわかに地獄絵図となった。「心臓の悪い方はご遠慮ください」の注意書きのとおりに本当にとんでもない威力だった。ピザに2滴ほど掛けただけだってのにその後30分くらい何をどうやっても口の中の辛い空気がおさまらなかったもの。もうここまで来ると調味料とかの域ではなく、純粋な毒だと思う。ラベルにドクロが描かれてるのも大納得だよ。でもソース持ってきた本人はそんなのをわりとガツガツ食べてて本当に信じられない気分になった。なんだこの人、胃袋がチタンででも出来てるのだろうか。


その日は友人宅へお泊り。翌日も、温泉行ったら知らないおっちゃんにいきなり超重い身内話されて思わず引いたり、アメッコ祭りを8分で見てきたり、友人がウンコでバスを止めたり、そこそこ色んなことがあったけどとりあえず省略。疲れたー、ひたすら疲れた。食い疲れた。疲れたけど楽しかった。また近いうちに遊べたら良いね。今度こそはわんこそばに連れて行きたい。


そういえば、どういう経緯なんだか、いま自分の手元にサドンデスソースがあるんだよね。どのように対処したものか困っている。カレー等に1滴2滴ずつくらいでも使っていこうかとも思うんだけど、そのペースでは24ヶ月という賞味期限にはどうあがいても間に合わないだろうし。となれば、周りに少しずつお裾分けしかないか。ママンとかは下手したらショックで倒れそうな気もするが。やだなあ。