2010年9号ジャンプ感想です。ちょっと少なめ。


バクマン。
楽しそうにモノ作りをしている人を見るとこっちまで楽しくなってくるの法則。新妻エイジがイキイキしてると読んでて嬉しくなってきますな。あと、同一作家が2本連載という夢のような展開を目の当たりにして、今更ながらこの漫画がリアルの皮を被ったファンタジーバトル漫画なんだということに気付きました。だがまあ楽しいので何でも良し。


どうでもいいですが岩瀬さんは新妻先生とくっつきそうですよね。


ワンピース
白ひげの「新時代を託す」の言葉&しんがり宣言は予想どおりながらもグッときた。王道展開をばっちり描き切る実力はさすがの一言。
また、作者自身も認めるほどの「人が死なない漫画」であるワンピースにおいて、この展開がどういう終わり方を見せるのかも興味を惹かれるところです。ここで白ひげが死なないのは流石に不自然になるように思うのですが、それでも不自然に思わせないような展開を用意してくれているのか、それともこの漫画初の「ガチで死んだメインキャラ」になって更なる印象付けが為されるのか。


ナルト
ああ、こりゃ香燐死んだなあ…。前後の演出からして、これで死ななければ意味がわからんというレベル。
それにしても、サスケはいい感じに後戻りできないレベルの外道になっていってますね。こりゃナルトとの最終決戦が真面目に楽しみだ。ここまで堕ちたサスケに対してナルトはどんな言葉を吐くんでしょうか。


べるぜバブ
古市くんの言動すべてが残念すぎて笑った。ほんと可愛いなこの子! ルックスは良いのだし、普通にしてれば普通にモテる可能性もないではないんでしょうねきっと。なんて残念イケメンだ。


ブリーチ
日番谷隊長や狛村隊長がゴミのようにやられていくのは、お約束の域を通り越してもはや様式美の域ですね。微笑ましいばかりです。
そんなお笑い隊長集団は置いといても、座して動かない山本隊長、市丸ギンが何気に不気味。「この人らはなぜ戦闘に参加しないのだろう」と訝しんでしまいますが、この漫画は結構後で理由が説明されたりするし、何かあっての静観なのかなあ。また何か企んでるんでしょうか。ギンとか不審さの塊みたいな人間だしな。


トリコ
「寒いから体が動かないんだよ」。なんかここに来て急に常識的かつ身近な事柄がバトルのキーになったぞ。逆に新鮮に感じてしまう。
このぬるぬるおじさんは寒冷地以外では活躍しどころが無いんじゃないか、どうやって幹部にまで上り詰めたんだろう、とちらりと思いましたが、そうか、出るのが不凍液ばかりとは限らないですよね。暑い地域では冷却液、砂漠地域では飲み水とかが出てくるのかも知れません。一家に一台欲しいな。


ぬらりひょんの孫
淡島さんがいま女性体で本当によかった。「完全なる父性」はともかく「完全なる母性」などを男の体でやってたら、と思うと物語的にもキツイし(子供はきっと泣き止まない)絵的にもキツイしで、いろんな意味で絶体絶命だったと思います。


銀魂
先週から引き続いてのあんぱんネタには吹かされた…!
しかしすごいなこれ、タイミング的にも「先週の反響を見て作った」ってわけじゃないでしょうし、やっぱり先週のネタを出した時点で相当自信のあるネタだったんでしょうね。確かにすごかったしなー。あのあんぱんは。


■戦国ARMORS


家庭教師ヒットマン・リボーン
「白龍(しろりゅう)!」
「白拍手(しろはくしゅ)!」

白蘭さんのネーミングセンスのカッコ悪さはさすがにどうかと思うものの、他の子のようにイタリア語等ではない分覚えやすいので、その点では良いのかもしれないとも思ったり。アプラウソ=デル=ビアンコとか言われても微妙だもんな。


サイレン
黒雨宮さんがステキすぎる! 暴走というより全てのことを我慢しなくなった状態なのですね。我慢しなくなったゆえに憚り無く「アゲハ大好き!」って言っちゃうあたりでまたニヤニヤ。まあそうだろうとは思ってたけどやっぱりアゲハ大好きだったんですね。かっわいいなー、この人。


そして何よりステキなのが、(今までの黒雨宮さんの言動を考えるに)元雨宮さんもきっとばっちり意識はあって、黒雨宮さんの中でこれらを見てるんだろうな、ということ。黒雨宮さんがアゲハに「今まで言わなかったけどアゲハ大好き!超大好き!」とか言っちゃうのをワタワタしながら見てるんだろう、元に戻ったときにものすっごい気まずい雰囲気になったりするんだろう、とか思うと物凄いキュンキュン来ます。ほんとかっわいいなー、この人。


こち亀



■彼方セブンチェンジ


賢い犬リリエンタール
ああ、全く文句のないエピソードエンドでした。素晴らしい。なんかもう見所が多すぎるのでキャラごとに箇条書きで書きます。


・リリエンタール
望んだ現象を自力で発生させてたのがまず驚きです。てつこのピンチがきっかけであり、安定するようなものではないんでしょうけれどもね。このシリーズではてつこの陰で密かに成長を見せたキャラなのではないでしょうか。
それより何より、てつこのために自力で意識を飛ばすことまでやってのけた、その思いやりがとにかく印象的。実に主人公してた締め方だと思いました。犬だけど。


・うさみちゃん、さくら
やっぱり自分のせいだと思ってるガン泣きうさみちゃんかわええ。
さくらがその日のうちに全て話さずに話を後日に持ち越したのは、やはりうさみちゃんに色々と考えさせる狙いがあってのことなのでしょう。今シリーズ全編を通してのさくらのスマートっぷりが格好良すぎる。濡れる。


・てつこ
自分の心が原因のあんこくまじんに対し、「そんなに簡単にコントロールできない」で終わったのは完全にベストアンサーだと思います。そりゃそうだ、数年のトラウマが数時間の荒療治で治るって言うなら苦労はないです。
これから時間をかけてゆっくりと、という形での終わり方は実にリアルな反応でした。リリエンタールに助けられた時には一瞬昔のような目を見せましたし、かつてのような素直な気持ちを取り戻すのもそう遠くはないのだろうな、と思えます。
まあてつこはこのジト目あってこそって感じもしますが。


・組織の皆さん
あれだけ派手に暴れたらそりゃ気付くよね、というお話。敵方であってもきっちり仕事してる人を見ると嬉しくなってきます。


うん。カンペキでした。いいエピソードだった。好きだこの漫画。


いぬまるだしっ


■ハンター


黒子のバスケ



保健室の死神


めだかボックス


■ねこわっぱ!


ピューと吹く!ジャガー