2010年10号ジャンプ感想です。


銀魂
ラストはちょっとだけわかりづらかったかな、といった印象ですが、全体的にすげー面白かった。


さっちゃんや神楽とか、普段アレな人たちが女の子らしい所を見せているのがやたら可愛かったです。これがギャップ効果というやつか…。まるっきり空知先生の思惑にはまっている。
しかしクリスマスネタで数週引っ張り、その次にただちに年賀状ネタをやり、その次にただちにバレンタインネタか。何やらものすごい生き急いでいるなあ。


ワンピース
うわー、ここでエース撃墜というのは全く予想外だった! 前回の状況から、また今回のサブタイトルからしても、今週で犠牲になるとしたら白ひげだろうとばかり思ってたところですよ。最近のワンピースには常に予想の上を行かれます。
実際、ここでのエース脱落は漫画的にも凄まじい一手ですよね。全海賊団の目的・団結の象徴だった存在が潰されたわけで、これによって海賊団全体に与える絶望感を思うと、また目の前で(しかも自分のせいで)エースを殺されてしまったルフィの気持ちを思うと、それだけで胃が痛くなってくるくらいです。「死ぬ死ぬ詐欺でいいから生きててほしい、本当に生きててほしい」とか本気で思いましたよ。こんなの初めてだ。


ナルト
香燐がガチで殺されてたことに安心。いやキャラが死んで安心というのも何やら語弊がありますが、ともかくも岸本先生、きっちりといい仕事をしたなあ、と。
まあ、香燐の死体がはっきり描写されてないので「実は生きてましたー!」と後になって出てくるかもなんですが、この場合それでも特に問題はないですよね。殺したということでなく、サスケが目的のために平気で味方を犠牲にした、明確に殺意を持って刺したということが重要なわけですし。いい感じにゲス野郎さんになってきてくれました。


ダンゾウの昔話の方はちょっと唐突に思いました。正直誰だこの人たちって感じ。


ぬらりひょんの孫
聖闘士星矢黄道十二宮編みたいな展開になるのかなー、と思ってたらラストで土蜘蛛が普通に攻めて来てて意表を突かれた感じです。まあそりゃそうだ。こっちが順番に拠点攻略しなくちゃいけないって言っても、あちら側は別にじっと待ってる必要はないですもんね。実に道理だ。


ブリーチ
「ついに終止符が…!?」(アオリ)
まあ打ててないよね。
日番谷隊長の「やったか!?→やってない」は、もはやお約束を超えて様式美の域に達するレベルです。「藍染隊長を仕留めたか否か」ではなく「藍染隊長はどのように復活するのか」が次週の見所。


藍染隊長が生きてるとして、考えられるパターンは
1.実際刺されてたけど刀剣解放で治るよ
2.全部夢でした
3.一部夢でした。藍染かと思って戦ってたけど別な誰かでした
こんな感じでしょうか。この中なら1がいいかなー。仕留めてはいないとは言えバトルの場面は進みますし、死神側の強さもそれほど損なわれませんしね。今回は「しまった…」「逆だ」とか藍染隊長のモノローグが入ってるので、ただの幻だったってオチではなさそうでもあるので、そこは楽しみ。


こち亀
一眼レフやらのカメラのうんちくが面白かったです。知らない知識をさらっと伝えてくれるのはこち亀の魅力。


「顔面が認識されない」というのは、意味不明ながらも「両さんならありえる」と思えてしまった時点でこちらの負けです。面白かった。いい一発ギャグでした。ただ、本当に一発ギャグだったので、その後もこれを膨らませた感じで展開してくれればなー、とは思いました。


黒子のバスケ
なるほど、新しいスタイル。周りの力に左右されやすすぎるというのは全く納得できる弱点でした。
黒子の新しいスタイル…。単純に考えたら黒子もシュートなどの攻めを覚えるって感じですが、どうにも黒子らしくはないですね。もっと違う道あるんだろうか。


あと、今まで受け側でしかなかった黒子くんが攻めを覚えるだとか、今回の黒子大改造はそっち的にもなかなか美味しそうだなあ、と思いました。バリエーションが少し増えるよ!


スケットダンス
スイッチとモモカかー。今回初めて話題になった組み合わせですが、今までスイッチが頻繁にライブ等に行ってたのは確かなので違和感はなかったです。


今回はラストのオチが実にお見事でした。うまい。一度書いたパネルでしかお話できなかったので「ただ応援してるだけだ」が出てきましたが、もしあの時ペンを持ってたらどんな返事になってたんでしょうね。甘酸っぺー。


■HACO


家庭教師ヒットマン・リボーン
スリーパーホールドを極めてる白蘭さんに何やら激しく萌えます。8兆の世界を統べる異次元ボスである割には実に庶民的な技を使いますよね。もう少し無茶で派手な技とか使ってもバチは当たらないと思うよ。


いぬまるだしっ
一見ふしぎちゃんな子が実は腹黒、一見妖怪な子が実はいい子…みたいなパターンかと思ったら普通にどっちもダメ人間だった。大石先生の容赦なさに戦慄。


何だか「ぐあああああ」が定着してきましたね。マサルさんの「ガビーン」みたいに定番のフレーズになるのかな。


■トリコ


■ハンター


賢い犬リリエンタール
未知の能力を未知にしておくんじゃなくて、自分たちで少しずつ解明していくってのはすごく心ときめきます。好き放題に部屋作ったりだとか夢があってワクワクしました。
この漫画は、解決法というかがいつも一捻りしてるのがいい感じですね。今回なら「イメージを一致させなきゃダメなら自分達で新しくイメージを作ればいいじゃない」とか。


あと、何が起きても動じないさくらは相変わらずすごい、というか人間の域を超えかけている。部屋にワープ扉作られてるってのにその落ち着きは何なんだ。悟りでも啓いてるのでしょうか。


保健室の死神
すっごい面白かったー。「男どもは静かなもんだろうが!」で大笑いしました。この病魔は実に的確だ。そして話術もいい。


ハデス先生が人並みにチョコとかを気にしてたのが意外です。この人そういう俗っぽい思考回路持ってたんだ。もっとこう、男女問わず生徒が近くにいるだけで幸せ、生徒が存在してるだけで幸せ、だとか神仏みたいな思考をしてるのかと思った。


べるぜバブ
魔界編これで終わりか!
本当に通りすがっただけって感じで微妙に消化不良。アンジェリカと古市くんの絡みとかもうちょっと見たかった。長髪の人の正体とかもう少し知りたかった。王族関係の人とか会って欲しかった。


■新世紀アイドル伝説 彼方セブンチェンジ


バクマン。



サイレン
黒雨宮さんこれで終わりー?今回は顔見せだけか。残念すぎる。命を狙う遊坂さん、貞操を狙う黒雨宮さん、間に挟まれるアゲハ、というキチガイ三面バトルをちょっと期待してたんですが。
でもまあ、すぐに退場したとは言え、キッチリとキャラを見せつけてからの退場だったのでそこは満足です。好き好き大好き!愛してるって言わなきゃ殺す!


めだかボックス


■ねこわっぱ!


■ピューと吹く! ジャガー