一ヶ月くらい読んだものメモ書いてなかったらえらく溜まってました。
部分的にてきとうに感想なんか書きつつ、メモメモ。<読んだものとかメモ>

・シンシア・ザ・ミッション 1〜8巻
いろんな意味で「見たことない」格闘まんがでした。ファンタジーな技ももちろんだけど、勝負の場での手段を選ばないっぷり、そしてその手段の壮絶っぷりが素晴らしいです。8巻の宝くんvsほたる先生が特に凄まじくて、経過から決着に至るまで予想できた行動が一つもなかったよ。登場人物と一緒に邪眼にかけられた気分だ。恐ろしい。
可愛らしい女の子が血みどろになって戦う絵面もけっこうクるものがあって趣深いですね。性器に刃物とかダルマとかどーよ。あとほたる先生死ぬほどかわいい。


少女ファイト 1〜4巻
断食してええええ!
練習風景がとにかく楽しそうだし、物凄くしっかりバレーしてるし、でも珍妙なイベントは盛りだくさんだし、そのくせラブでコメはあるしで、ビックリするほど面白いです。キャラ立ての上手さが凄まじく上手いなあ。設定の数々が思い切りスルッと頭に入ってきた。キャラの役割と関係性ってのはやっぱとても大事ですね。口調が変だとかは個性とは違うよなあ。
月並みですが滋くんが大好きです。伸び代バリバリの初心者って奴はいつまでたっても大好物だぜ。


サルまん 上巻
まだ上巻しか読めてないけど、よくもこれだけ漫画の要素をデフォルメしてネタに加工できるなあ、と、笑い以上に感心しきりです。
「各少年誌の雑誌イメージ」みたいなセクションがあったんだけど、ジャンプ→熱血友情、マガジン→スポーツケンカ、サンデー→スッキリオシャレ、チャンピオン→ヤクザ(グラフ振り切れ)という表現だったことに少し時代を感じた。雑誌の色ってものも時代とともに変わっていくよね…。しかしながら、チャンピオンがメーター振り切れてるあたりは昔から変わってないんだなあ、と少しだけ安心したりも。(向かうベクトルは180°以上変わってる気がしますが)


とある科学の超電磁砲 1〜2巻
とある魔術の禁書目録 1〜2巻
なんか可愛らしくてイチャイチャした作品がある、と遠いうわさを聞いて読んでみたのですが、思いのほか能力バトル部分も楽しくてむしろそっちに興味が行ってしまった感じ。いや美琴とかインデックスとか超かわいらしいですけど。
クロスオーバー部分がやっぱり楽しいです。「超電磁砲」を先に読んだため当麻の幻想殺しはとにかく無敵スキルなイメージだったけど、実際は右手にしか効果がないということをこちらを読んで理解したので、美琴とのやりとりも何やら味わい深くなったり。そりゃそんな危なっかしかったらあれだけ狼狽もするよなあ。そしてそんな中当麻は必死にブラフやら話題そらしやらで美琴との対決をスルーしてきたのですね。いい男だ。
一般人先生の言葉が事件解決のキーになるあたりがスマートで好きです。長編シリーズだと思ってたので、二巻ですっきり綺麗にまとまって終わったのはちょっと意外だった気も。超電磁砲の方はまだまだ続くようなのでこちらも楽しみです。超電磁砲は能力者がもさもさ出てきて、バトル画面もハデで見た目が楽しいですね。


GANTZ 23巻
ぬらりひょんの不死身っぷりを見て軽く絶望的な気持ちになりました。犬神と天狗は強いながらもダメージ蓄積で倒せたのに対して、こっちは倒せる図がちっとも思い浮かばない。回復・復活技能ってのは存在自体が反則ですね。そういえば千手観音も超強かったなあ。今シリーズもあれくらいの大虐殺になったりするのか。
強力すぎる回復スキルを持つ敵を相手にすることの厄介さ、うざさを再認識した感じですが、思えば漫画やらゲームやらの敵役さんはいつもこんな思いしてるんですね。クソゲーだぜー。敵味方とも、回復手段ってものはもう少し制限するべきなのかもしれませんね。ほら、回復手段が少ない・使いづらいゲームって名作率高いような気がしないでもないですし。ユグドラとか。FEとか。アンサガとか。


巨娘 1巻
お兄ちゃんは、まあ、アリ、だな…。だいぶ余裕ぎみで。
ジョーさんの破天荒エピソードがメインではあるけど、サブキャラの描写もとっても丁寧ですね。それこそ本当にどうででもよさげなダメ店長・金具志さんに至るまでも。サブキャラではサチさんがお気に入りで、頭掴まれてペラペラ話すコマで魂掴まれました。あとトオルさんを表現するに当たっての「埒外」って単語は結構新しい気がしました。日常的に使いたい日本語。あとお兄ちゃんは存在自体が反則。
それと、コマ間の手書き文字があったかくていとてもイイです。これは作者さんの作風かしら。


ノノノノ 1〜2巻
登場人物が全員もれなく変態である点がとても岡本先生だなあと思いました。だって1話まるまるゲイの先輩と戦ってるだけの話とかあるんだよ。濃すぎなんだよ。2巻ラストから出てきた皇帝も相当キッツいキャラしてますし、先が読みづらくて、しかし愉快で仕方ないです。キチガイなのに実力者ってあたりがまた厳しいんだよなあ。
その各キャラのキチガイパワーも勝負の場においてはすべて競技に向けて注がれるので、バトルな場面での盛り上がりと緊迫感は異常なものがあったりします。良くも悪くも変態なのですね。変態祭り。


月光条例 1巻
読んでたらなんか涙が出そうになった。昔から、すっごいカッコいいものとかすっごいシステマティックなものを見ると涙が出るような仕様になってるみたいなんですが、この漫画の場合はどっちだろう。どっちもかな。
とりあえず、おとぎ話のキャラが変質する、というお話のスタイルには度肝を抜かれました。読者としては当然そのおとぎ話キャラを知ってるため、登場と同時に、キャラ立て話などすることもなく、キャラの個性というものを100%理解把握できる。しかしながら、大元とは変質しているため、完全に既知ということもなく、退屈には感じない。本当に見事としか言いようがないです。もちろんおとぎ話キャラ以外のオリジナルキャラたちの人格も魅力たっぷりですしね。隙がなさすぎる。
すぐにでも続きを読みたい気持ちですが、コミックス出たばかりだし次巻はまだ先か。この先どんなおとぎ話キャラが出てくるのかという点でも先が気になるのですが、そういえば『漫画』ってのも大きな意味ではおとぎ話に入るんだよなあ…。もしかしたら何かの漫画作品もムーンストラックされて、なんて妄想もしてみたり。ないか。


スティール・ボール・ラン 15巻
群青学舎 三巻
荒川アンダーザブリッジ 1〜7巻
・G線上ヘブンズドア 1〜3巻
ハチワンダイバー 7巻
おおきく振りかぶって 10巻
白球少女 1〜2巻
惑星のさみだれ 5巻
バガボンド 28巻
金剛番長 2巻
アオバ自転車店 3巻
エクセルサーガ 20巻
・箱入り娘 1巻
怪物王女 7巻
東方儚月抄 上巻
東方三月精
狼と香辛料 1巻
・賭博覇王伝 零 4巻
・喰いしん坊! 19巻
絶対可憐チルドレン 13巻
ハニカム 1巻


来週はLandreaallの12巻が発売だー。6月25日発売らしいですけど、悲しいかな、ここはキングオブ田舎・岩手なので1〜2日遅れての入荷になるのは間違いないことでしょう。なんと恨めしい。
大好きな漫画だから感想なんか書けたらいいな。