2009年01号ジャンプ感想です。微妙にタイムアップになったので途中から箇条書き。


■ワンピース

「ボーイン列島――ここは"偉大なる航路"」
「貧困の国『ハラヘッターニャ』」
「"東の海"橋の上の国『テキーラウルフ』」
「"偉大なる航路"――クライガナ島『シッケアールケ王国』跡地――」

祝・ペローナさま生存確認&再登場――!
そして何気にルフィ以外の全メンバーの無事もこれで確認ですね。彼らが飛ばされた先にはやはりくまの意思があったようで、ワープ先での彼らのパワーアップが期待できそうです。各メンバーが習得しそうな力、得られるものを、ワープ先の環境から予想してみますと、

ルフィ 覇気、ハンコックの助力
フランキー 新しいサイボーグ工学
ナミ 新しい天候術
ウソップ 新しい投擲術?
チョッパー 動物の動き方?
ブルック 望むままのパンツ
ロビン M属性
ゾロ 幼馴染を失ったトラウマを乗り越えての新しい恋人
サンジ 幅広い性生活

こんな感じでしょうか。サンジが上手くパワーアップできた時の無敵っぷりには心がときめきますね。いつでもオチのポジションにいるサンジが大好きです。というかホント、くまはあんな所にサンジを送り込んで何をさせたいんだよ。
しかし「もう死にそうだ、ザマーミロ!」とか言っておきながら朝まで寝ずの看病だとか、ペローナさまは冗談抜きに可愛すぎるなあ。


「ぶ…! ぶへ――、くったくった!」
なにこの蛇姫様かわいすぎる。最初出会った時のキャラがアレだっただけに(というか今でもルフィ以外にはアレか)、『ルフィの為なら〜』というこのギャップの威力が凄まじいですね。本当に素敵な娘さんになったもんだ。


しかしこれ、この懐き方を見てると、蛇姫様は死んじゃうのじゃないかと心配にもなったり。別にそうなってほしいなんて気は微塵もないですが、漫画的に見ていつまでもルフィに付いてこさせる訳にもいかないでしょうし、ルフィをキレさせるきっかけ等でヒドイ目に合いそうな気がしてならないのですよ。外れるといいなあ、このファッキンな予感。


■ナルト

(何なんだよコレェェ! 何もしてないのに左側のおじちゃんが動かなくなった!?)
作中では謎に満ちた能力っぽく描かれてるんですが、いかんせんこのナルトという漫画は盛大にヒントを出してくれるため読者的にはそれほど謎っぽく感じられなくて、いざ謎だぜー謎解きだぜーという段になっても「うん…、まあそうだね」みたいに思ってしまうんですよね。
現在解析班が一生懸命探ろうとしてるペインの特性も、何となく死体を操る感じのアレかなあだとか、意識をネットワーク管理してる感じのアレかなあだとか、そんでカカシ先生が欠けたペインの穴埋めになっちゃうんじゃないかなとか、そんな風にわりと想像できてしまってますし。
しかしまあ、わかりやすくて親切と言えばそうなのか。


うずまきナルトよ…ホラあの…九尾の)
(ナルトの奴、落ち込んでなきゃいいが…)
(オレ達が何か出来ることはねーのか?)
(ナルトは自来也様の意思を受け継いでる!)
(あいつはいつものように進むだけさ!)

入ルのだ・・ウズマキ教に入ルのダ…!
いきなりのナルトプッシュに「??」となっちゃいました。これまでにそういった「里のみんながナルトを認め始めている」的な描写はほとんど無かったと思うんですが、「実は認められてたんだよ」と急に持ち上げられてもなあ…、って感じ。これらのモノローグのような人心の移り変わりが今までそこここに散りばめられてたならだいぶ話も変わったと思うのですが、何だか急すぎる印象を受けてしまったのは否めないです。
皆に認められる、ってのはナルトの目標でもあったんだし、いいお話だとは思うのですけどもね。少しもったいないような。



■マイスター

・主人公くんの名前が「頼歩」だということを知った時点で衝動的にページを閉じたくなりました。どこの国籍にも属さないような不可思議なこの語感。それも現代日本を舞台とした作品で。
・ライホくんが部員たちに全力でチヤホヤされてるあたりが微笑ましくて良かったです。ヤンキーくんや黒魔術くんなどのキツそうな個性持ちたちとどのように親交を深めていってああなったのか、ちょっと興味ある。
・それ以外は惹かれるところもあまりなく、総じて普通、かなあ…。
・この漫画の攻略キーは「いかにライホくんに萌えられるか」だと思うので、そこをクリアできれば楽しめるようになるはず。今現在では本能的に拒みたくなる程度にウザいのでアレですが。意識改革が必要だ。


■トリコ

・子バトルウルフとトリコとの通じ合い。読み切り版のようにバトルウルフがパートナーになるのかな。所長とリッキーを見ているので、動物とグルメ屋がそういったパートナー関係を作れる、ということにも疑問はないですしね。バトルウルフとトリコが並んで立つのは絵になりそうです。(そして小松はさらに浮きそうです)
・どうでもよいですが、「お前の毛並み、気持ちいいなあ…。まるで…」で、何かの食いモンに例えるんじゃないかとヒヤヒヤしたよ。ちょ、待って! そういう対象には見んといてあげて! 的な。
・このGTロボ侵入の目的は何だったんでしょうね。バトルウルフ等のレア動物にも特に興味を示していた風でもないですし。所長に迷い無く攻撃を加えていた辺りからも、要人(=所長)の暗殺、とか…? 所長がそういった暗殺対象となるような人物なのかはわかりませんが。


■家庭教師ヒットマン・リボーン

・なんなんだ、この面白すぎるお笑い集団は…。ザンザス様とかの物凄いダメな子っぷりを見てると、この集団が今まで生き残ってきたことが不思議に思えてくるくらいです。
・しかしまあ、それだけ個々の能力が優れているってことなんでしょうね。力を持ってるアホの子集団って本当にイヤだなあ。


■ブリーチ

・戦うために生を受けた破面に対して「帰って鞠でもついてなさい」とか、浮竹先生マジ外道。これは普通に戦って叩きのめすより数倍ダメージがありますよ。さすが変態。


■ハンター

・ユピー、ナックルたちを見逃し。ラストバトルにおいて味方以上に敵が成長する漫画、それがハンター…!
・アホの代名詞であったユピーが交渉(ポットクリン解除)を持ち掛けるくだりが最高に震えました。確かに放置も出来ないし、そのまま殺していても「死んでも念は残る可能性がある」の法則で解除されないかもですしね。王を守る、という目的のためには確かにベストの選択。こんなやりとりができるくらいにまでなったなんて…! その後の言動も含め、本当に変わったなーといった印象でした。
・ユピーの立ち居振る舞いからすると蟻側との和解の道も出てきたように思いますが、いかんせんトップの会長が問答無用で殲滅モードだからなあ…。ここに至ってもどのような落とし所に落ち着くのか、ほとんど想像できません。和解も有り得なさそうに思えるし、何より人類側が普通に勝つことの方がより有り得なさそうに思える。


■とらぶる

・危険とされる動植物が行うのが捕食行為ではなく性行為オンリー。過去の「この惑星は危険度Sクラスで〜」とかいうセリフの胡散臭さが150%増ですね。ただのエロ惑星じゃねーか。いや確かに女性の方々には危険度Sクラスなのは間違いないでしょうが。
・肩車→顔面騎乗位! そういうのもあるのか! この間の古手川さんと同じく「バカ彦くん!?」と叫びたくなるほどの有り得なさに暖かい気持ちにさせてもらえました。しかし最近の両先生は大石先生リスペクトでもしてるのでしょうかね。ララもいぬまるくんファッションですし。