大変遅くなりましたが、今さらながら2009年22・23合併号ジャンプ感想です。
感想書きづらくて困ったときは箇条書きに限る!


■ワンピース

・怒涛の仲間ラッシュは続き、とうとう七武海の二人までが行動をともにすることに。すげえスピード感と豪華さだなー。元メンバーが復帰しようと思っても気が引けるレベルのゴージャスさですねこりゃ。ウソップとかこんなん見たらフライング土下座とかしそう。


・クロコダイルさんが握られているという『弱み』…。なんでしょう、イワちゃんが関わってる時点で性的なものしか想像できないんですが。


・というかイワちゃんの存在はもうブラックボックスすぎる。全ての男は元女性だった可能性があり、全ての女は元男性だった可能性があるのですよ。何を見てハァハァすればいいのか、果たしてハァハァしていい対称なのか、何も分からなくなるレベル。イワちゃん一人のせいで世界が不安定に感じられます。シュレディンガーのオカマです。


■ブリーチ

・「…こんなものが隊長の力か…」。判断材料がよりによって日番谷隊長というのがアレですね。や、隊長というのにも多少実力に上下がありまして、まことに申し上げにくいのですが日番谷隊長は今までの活躍を見る限りどちらかというとゲフンゲフン。


・戦闘が進むごとに布面積が少なくなっていくハリベル様にドキドキします。ウルキオラのような第二解放を覚えたら今度は皮膚でも剥がれるんでしょうか。


・そして鮫の一撃で両断される日番谷隊長。もともとあまり勝てそうには思ってなかったですが、ここまでばっさりとやられるとは予想以上でした。いかに日番谷隊長が少しアレだとは言え、このレベル以上が数人というのは死神側は冗談抜きに絶望的なような。山本隊長が何とかしてくれるのか、それともヴァイザードや浦原商店勢の登場でしょうか。何事も無かったかのように他隊長だけで押さえ込んだりしたらそれが一番オイシイのですけどね。オイ日番谷隊長なに一人だけ寝てんだよ的な。


■ナルト

・幼い日の蹂躙される人生をナルトに語るペイン。ナルトはこれを聞いて何を思い、返すのか。この過去の末にペインが手に入れた力が「友人の体を操り一緒に戦うもの」だということも、そういう過去を思うと何やら切ないものがありますね…。


・最大の問題は「そういう話は今じゃなくて帰ってからやれ」ということなんですが。必要な話でいい話なのかもしれんが、今やる話じゃねえー。とりあえず捕縛した後でゆっくりお話しましょう。


・これが時間稼ぎの戦術で、実はこの隙に別働隊がそこまで迫っている、とかだったらだいぶ納得できるのですけども、そんなことはほとんどありえないだろうしなあ。ペイン側はもう人手不足だろうし、木の葉側は浅田先輩なみに見守る気まんまんだったしなー。


黒子のバスケ

・幸か不幸か「奇跡の世代」関係メンバーのインパクトが強すぎるため印象が薄くなりがちだった先輩方なんですが、じわじわとそれぞれのキャラも立ってきた感じで嬉しいです。メガネキャプテンは熱血まとめ役、寡黙さんは抑え役。もう一人のまるで特徴のない人はまだよくわからん。


・そしてリコ監督はスベリ役。アイドル的な立ち位置なのかと思ってたがそんなことはなかったぜ! しかし喜ぶそぶりを見せるのが一人もいないとか、この扱いも相当だな。


・画面に映ってない火神くんが密かにドキドキしてたりしたら楽しいんですけどね。「せっせっせっ先輩!試合前の約束は…」「あー?冗談だったんだけどー」「そうですかorz」


■トリコ

・今回の決着はちょっとハテナマークでした。オクトパスの保険があるとはいえ、セドルさんが自分から接近戦をしてくるのは今までの慎重さとは見合わなかったような。


・ココの時もそうでしたが、今回も「核」に干渉することでの勝利。GTロボって設計図とか出回ってるのかな。なんで核の場所とか知ってるんだー。


・ともあれ、ここまで「核」をどうにかすることでしか勝ててない、ということでGTロボの頑健さはずいぶんとクローズアップされてきました。最後はトリコがボディを破壊しての勝利としてくれると思うんですが、そのタメにタメた爽快さを思うと今から楽しみです。


いぬまるだしっ

・毎週読むごとに「どの層を対象としているのだろう、とりあえず小学生ではないよな」との思いを抱いて不安になりながら楽しんでいます。最近なんだかその不安感が心地よくなってきて、面白さのスパイスのように感じられるようになってきました。つり橋効果って奴なんだろうか。


バクマン。

・「面白いマンガ読ませてくれ」。服部さん、男らしいいー。瞳の描き方一つでも複雑な心情がありありと感じられますね。すげえひとコマだ。素晴らしい去り際だと思いました。


・新年会!そういうのもあるのか!作中で「ワンピース」「ブリーチ」「To Loveる」などなど実名で作品名を出しまくってますし、ややもすればこの新年会では先生方が実名顔出しってことにもなるんでしょうか(表向きフィクションとは言え)。大昔のジャンプでは先生方の顔写真が載ることもあったんですが、最近ではそういうことはほとんど無いですしね。ちょっと楽しみです。和月クライシスのような悲劇が起きることは避けてほしいものですが。


■家庭教師ヒットマン・リボーン

・新キャラが出るごとに言ってる気がしますがそれでもあえて言おう。なんだこのお笑い集団は…。


・各キャラの濃さにもたいそう笑わせていただいたんですが、今回一番面白かったのは、アゴに指を当てるポーズ(いわゆる「うーんマンダム」ポーズ)が敬礼として扱われているらしいと言う事に気付いた時でした。ほんと何なんだよこの面白組織は。どういう進化を辿ったらこうなるんだ!


べるぜバブ

・「さっきのも虐待よきっと」「赤ん坊放り投げてたのね」。全くもって間違ってないあたりが面白かったです。そしてこのめがねお姉さんは男鹿くんのやることなすことをプラスに勘違いしてくれるお方に違いない。かわいい。


べるぜバブは不良さんとバトってるよりもこういうコメディの方が好きです。ほのぼのしてた。


■サイレン

・「大災害」の後に生き残ったのが32人…。こういう状況ですと、火の鳥・望郷編のごとく「産めよ増やせよ」な状態になりそうなものだと思うんですが、そのあたりどうなんでしょうね。「人類存続のため」という大義名分のために戸惑いつつも逆らえず(重要)、数少ない女性であるフレデリカやマリーがあんなことも!こんなことも!


・とか思ってましたが今週の反応を見る限り実に何事も無く育ってくれているようで安心しました。貧乳ネタで赤面してるうちはまだまだアレだね。


■とらぶる

・「私も…お互いが信頼できる人と一緒になれたら…って思う…」。台詞のドラマチックさと状況がまるでかみ合っていないのが素晴らしくとらぶるだと思いました。いや何かいい話になってるっぽい雰囲気だけどいまキミら全裸だからね。


・物語のクライマックスもこの調子で演じていただきたいですね。「俺…、やっぱりララのことが好きなんだ!!」(全裸)