2009年41号ジャンプ感想です。リハビリ気味で少しずつ。
とらぶる感想はこの後に書きます。


■ナルト

「お前達二人は運命に選ばれた次の二人になるだろう」


よさげだとおもったところ
・神話の時代から続く決闘ってのはちょっとカッコいい


びみょうだとおもったところ
・そもそもの発端が「兄、逆ギレ」の4字で表せるほどショボイのはいかがなものか


あと、いかんせんこの事実を伝えてるのがマダラの言葉だけなもので「とりあえず言ってみました」みたいな感が拭えないのもちょっとマイナスかなと。ナルトVSサスケという一大イベントにおける戦いの理由を「運命・呪い」といったものに求めるなら、その起源をもう少し詳しく見てみたかったです。いっそ千手さん達の過去編とかやってもらいたかった。残念。


しかしながら、運命・呪いの戦いというのはやっぱり結構おいしいシチュエーションだと思うので今後にはちょっと期待。呪いやら因縁やらを持ち前のバカさで「運命なんてくだらねえってばよ」と跳ね除けるナルトの姿が楽しみです。
「運命とか関係ねえってばよ! 俺は自分の意思でサスケをストーキングしてたんだってばよ!」


■ブリーチ

「仲間が死んで減るのがイヤなら、あんたが戦うしかないだろ!」
絶望スタークさんが幼女の喝によって何とかやる気回復。色々と微笑ましい図ではあるんですが、究極的にはコレ全部一人芝居だよねということを考えるとまただいぶ味わい深いです。
や、真面目な話では、このスターク&リリネットは「仲間の死で揺らぐ」の表層心理と「仲間の死で怒る」の深層心理の二面性を表現してるとかそんな感じだと思うので実際普通に味わい深いんですが、それはそれとしてやっぱりこの一人遊びの図は面白くて吹く。ほんと面白いキャラ造形ですよねスタークさん。


「…何だ、ありゃあ…!?」
そしてこの狼さんパレードがまたステキ。「孤独」を司る十刃の解放名が「群狼」で、しかも能力がこのパレードですからね。どれだけ寂しがりやさんなんだよ。肩書きやイメージからのギャップが凄すぎる。かっけえ。
いやほんと面白いキャラ造形ですよねスタークさん。


■トリコ

美食會、その構成員が明らかに! …と同時にいきなり死臭が漂いまくっている料理長クロマドさんの今後が不安でなりません。出席率悪いわ、ナメた口きかれるわ、登場初回にして既に舐められキャラっぷりが甚だしいよ…。中間管理職というものはいつの世も大変なのですね。
それと、まさかとは思うんですが、この馬鹿でかい黒コック帽はもしかして地毛なのでしょうか。


■サイレン

「時の流れの破壊と断絶、そして新生」
「恐らく新たな時間軸が生まれ、お前達はその未来を生きていくことになるだろう」

パラレルワールドかー。かねてよりアゲハが心配してた「現代で弥勒を止めたら、未来に生きてるカイル達はどうなるんだ?」の疑問へ答えが出たわけですね。未来カイル達も消えてなくなったりしないから思う存分弥勒を止めろ、と。
それはそれで一安心ではありますが、現代でも未来でも両方でワイズを止めなきゃならなくなったわけで、そういう意味では結構大変な話ですな。



黒子のバスケ

「大丈夫です。火神君一人で食べますから」
黒子の嫁っぷりがすげえです。こいつは、うめえぜ…!(アレ的な意味で)


ぬらりひょんの孫

何ですかこの羽衣狐さまプロモーションビデオは…。最高じゃないか。
とりあえず、生着替えをじっくりねっとり3ページかけて描写するあたりからもう既に椎橋先生の本気度が伺えるわけですが(無音なのがまたイイ)、半ページという大ゴマを使って黒ストッキングを穿かせるあたりがまた本物くさくてとても素敵です。全国600万に向けて己の性癖を曝け出すなど並大抵のことではないですね。椎橋先生、アンタ本物だよ。


「いかん」
「思わず妾が殺してしもうた」

そしてその強大さも余すところ無く描写。本当に今回はプロモだな。
ところで灰吾さんを屠った九尾アタックなんですが、この放課後プレ狐さまの基本攻撃手段は尾ということでいいのでしょうか。そうなると、まことに下品ながらその御下着はいったいどうなっているのでしょうという疑問がふつふつと。わじマニアで言うところのダメージジーンズマスクのようなものをお召しになっているのでしょうか。常日頃からそんなものを穿いてる狐さま…。ああ、何かが。湧き上がる何かが。


(参考:ダメージジーンズマスクのようなお召し物)


■あねどきっ

何だかんだあってパンツが見える。
やってることはとらぶると大体同じだと思うんですけども、なぜか「あねどきっのパンツは不自然」「とらぶるのパンツは自然」と感じてしまってる自分がいるのですよ。なぜこう感じてるのか、我ながら本当によくわかりません。同じことをやってると思うのにどうしてこのように受け取ってしまうんだろう。いやまあ、とらぶるのパンツを自然に感じている時点で自分の頭がおかしいのは間違いない、というのも事実ではあると思うんですが。


追記:
「あねどきっ」はグラビアみたいなポーズでパンツを見せてるのが不自然に思えてる、とかなのかなあ…? 「清純派みたいな性格なのになんでバッチリポーズ決めてるの? 見せたがりなの? 死ぬの?」みたいな感じで、キャラの一貫性がないように思えてしまってるとか?? いやでも、妹はともかく姉はもともとアレだし、説明にはなってないような…。
しかしこれ、感想でも何でもないですね。


■わっしょい!わじマニア

「デニム素材バカにしちゃならんぜ」と「デニムやらスパッツやらなぜそんな履くものに…」でクスッと来ました。
第一話からすると少しずつながら確実に笑えるようにはなってきていると思うんですよね。連載が続く中でどれだけ伸びるかを楽しむ漫画なんだろうか。


スケットダンス

手口紹介→過去占いまでは、ああまあそうだよねーとニヨニヨして眺めてたんですが、身辺調査を双子入れ替わりで暴くくだりはとてもスッキリしてて爽快でした。
しかしこれ、特にフォローもなく占い師全般にケンカを売ってるような内容なんですが、無駄に心配になってきちゃいますよ。篠原先生大丈夫なんでしょうか。何か嫌なトラブルでもあったんでしょうか。


■鍵人

アスラさんは背中、セディーユさんは胸元、スーツさんは左眼球。鍵穴の開く場所は自分で選べず、そしてどこに開くかもわからないって感じなんですかね。胸元とかならまだしも、眼球に鍵穴って本当に最悪だなあ…。コンタクトレンズのように、慣れれば何とかなるようなもんなんでしょうか。
それにしてもこの「鍵穴が開く場所はランダム」という話はいろいろと夢が広がりますね。たとえば(削除)の(削除)だとかで「ハハハ、(削除)が鍵穴は正直(削除)