2009年45号ジャンプ感想です。
ちょっと少なめですみません。書き足すかも。足さないかも。


■家庭教師ヒットマン・リボーン

(百蘭の奴…)
パラレルワールドでオレの技とすでに遭遇していたんだな…)
(それを分析し攻略法を真6弔花に伝授していたんだ…)

この間スクアーロさんを一瞬で片付けたマグマ風呂さんを見てて「いくらなんでも強すぎるだろ!」と思ったんですが、なるほど、こういった理由があったんですね。そして、10年後勢は研究されてしまっているけれど、不確定要素であるツナたちならば攻略もされてないので戦いになる、と。力関係の微妙なサジ加減がちょっと面白いです。
しかし『伝授』ってのが何だか面白いな。攻略法をテレパシー送信できるとかなら良かったんでしょうが、これ普通に講習会みたいなことやって教えてるんですかね。それも何億回、何兆回単位で。百蘭さんは大ボスだけど、何というか、ちょいちょい見えるそういう地道さが庶民派っぽくて親近感を感じる。


「天馬超翔!(ペガソ・スーペル・サルト・ヴォランテ)」
「光速天翔!(サルト・ヴォランテ・ヴェローチェ・コメ・ルーチェ)」

前々から思ってましたがこの漫画って必殺技名覚えさせる気皆無ですよね。ツナの「イクス・バーナー」くらいしか覚えてないよ。


■ナルト

火影:対象者にも気付かれないレベルでの認識操作
風影:砂を自在に操る
土影:対象を分子分解
雷影:雷速でのプロレス
水影:酸性のゲロ


五影の能力が一通りお披露目されましたね。全員かなりの強能力なのは流石なんですが、水影さんだけ突出してネタ臭が甚だしすぎる。彼女は何を考えてこんな能力にしたのですかね。好き好んでこんな能力身に付けておいて「婚期が〜」とか言っても説得力ねえー。完全に自業自得だろう。
でもまあ、長十郎くんはこういうところも全部知った上でお慕いしてるみたいですし、水影さんにもまだ望みはある感じですが。好きであればゲロもきっとご褒美になる。


サスケ気絶&マダラ登場で何やら締めに入ってるっぽい雰囲気ですが、このままシリーズが終わると「ナルトは結局何しに来たの?」ってことになるので、もうひと悶着くらいあるのですかね。サスケと対面するナルトをちょっと見てみたい。というか、鷹メンバーを見たナルトは旧チームメンバーとしてどんな顔をするのか見てみたい。


■ワンピース

「黙れ!怒りゆえ何も耳に入らぬ!」
「そなたよくもわらわの愛しき人を殴り飛ばし抑え込んだな!!」

行動原理がはっきりしすぎな蛇姫さまがとても可愛らしいです。恋してる子はいつも素敵。
それはさておき、覇気を込めた打撃なら煙能力相手でも普通に殴れるんですね。「覇気は悪魔の実能力を無効化する」ということでいいのかな。反則レベルの能力者も出てきている中、ますます重要度が高くなりそうなスキルです。


しかしそうなると自分に対してはどういう扱いになるんでしょう。例えばルフィが覇気を習得して、伸びてる時に覇気を出したら強制的に伸びがキャンセルされちゃったりするんでしょうか。それとも自分に対しては別に影響ないのでしょうか。そんなアホなこと考えなくていいのか。


いぬまるだしっ

「コタローくんは『知れば知るほどガッカリする男』よ」
「パンツに名前書いてたりするし」

パンツに名前書いてるのはいいが、お姉さんがそれを知った経緯をちょっと知りたいな。


■あねどきっ

言葉を飾らず率直に言うと、実に気持ち悪い回でした。
かなでルートで話が進むのかと思ったら何故かちあきルートに入ってた、というよくわからん展開がまず違和感で、かつちあきの言動一つ一つが意味が分からなくて怖かったです。「好きってどういうことだろう」と聞いて何をどうやったらあのリアクション&ポーズが出てくるのか本気でわかりません。人間の反応として認識できない。


賢い犬リリエンタール

Q.りっぱなおとうとだとほめられたのです!
A.まさかとは思いますが、この「商店街の皆さん」とは、あなたの能力上の存在にすぎないのではないでしょうか。


リリエンタールの力が何でもアリなおかげでこんな可能性まで有り得ることに。喋る犬を無条件に受け入れてくれる度量の深い住人達なんて存在しなかったんだ、みんな「リリエンタールを受け入れてほしい」と願う兄が生んだ幻想だったんだよ…!
いや冗談です(能力だとしたら兄が無反応なのがおかしいですしね)。リリエンタール、兄、商店街の人たち、てつこと、形は違えどみんながみんな優しくて思うさま和みました。素晴らしい世界だ。


「じゃあそれあたしがやるわ!」
「えっ、てつこ、ほんとに!?」

そしててつこの完璧ニートっぷりが実に素敵。兄のすごく嬉しそうな顔や「!?」がすごくツボです。てつこ普段どんだけ家事してないんだよ。てつこはニート可愛い。


■トリコ

「しかもこいつらは約一ヶ月近く闘い続けるからな…。その間に肉が良質になる瞬間はほんの数分…」
「丁度100匹のオスに囲まれた時にのみ絶品の卵をたくわえるメスがいるという…」

このパズルのような食材調理法のステキさには少年心を強く刺激されつつも、いったいどこの誰がこんなもん発見したんだという思いも少々。こんな嫌がらせみたいな条件を発見して体系化するとかどれだけ情熱と時間があったんでしょうか。暇人すぎる。


「いま町にはその情報を詳しく知っとる男が」
「世界中から美食屋を集めスープの入手を狙っておる!」

あー、数週前にショッピングしてた人ですね。ただのチョイキャラかと思ったら再登場してビックリ。
どうでもいいですが、このキャラって凄く冨樫戦士を思い出すタッチで描かれてるんですが、気のせいでしょうか。初見の時は冨樫先生がゲストで1キャラ描いたのかと思ったくらいです。「オイ冨樫先生何やってんだ!」って思った。