2010年11号ジャンプ感想です。


ブリーチ
当然の如くトドメは刺せていませんでした。日番谷隊長の(負の)信頼感は異常。
そしてトドメを刺せなかったことのタネ明かしなのですが…、雛森身代わりってのはちょっとズルい気がするなあ。モノローグで「しまった」とか考えてたのは誰の何だったのかって思いです。モノローグでまで騙してくるとか、鏡花水月の効果は読者にまで及ぶんですね。なんて能力だ、こんなの見破れねー。


それはそれとして、平子さんが「これで折り返し」みたいな事を言っていたのが気になります。完全に藍染を倒したと思っていた時点での発言ですし、平子さん的にはギンは藍染と同等以上の敵だと思ってるんでしょうか。ギンにもまだ恐ろしい何かがあるのか。


ナルト
香燐が生きていましたね。まあ別にどちらでもサスケの外道ぶりは変わらないので良いのですが、何となくガッカリです。


「私サスケくんについていく!木の葉を抜ける!」
いやいや無茶だなあ。「まともに闘っても勝てないから潜入・暗殺で!」みたいな意図での発言なんだとは思いますが、それでもやっぱり無茶すぎる。サスケ側からすれば信じられる要素がゼロですし、仮に信じられても戦力的にも魅力ゼロですしね。
でもまあサクラとしてもこんな話が通じるとは思っていないと思うので(そう信じたい)、一時でも話をすることで少しでも隙を引き出す、みたいな手段なんでしょうか。


あと、たぶんサスケの返答は「本気で木の葉を抜ける証としてナルトの首を取って来い」みたいな感じだと思うんですが、これ言われたらサクラはどうするんだろう。ナルトのためにサスケを倒そうと考えて、サスケに近づくためにナルトを倒すのか。


ワンピース
「人が死なない」ことで有名だったワンピースで、まさかのガチ犠牲者が…! 今回は物語的にも作品的にも大きな境目の回になりそうです。今まで不殺を貫いてきたのは今回のショッキング展開をより引き立てるためだった、と言われても納得できるよ。ルフィの崩れまくりな顔面も痛々しくて印象的です。


「人が死なない漫画」だった今までから、これからは「死ぬ時は死ぬ漫画」になるのかー。迫力に加えて緊張感も漂ってきますね。素晴らしい。今後も面白くなりそうだ。


バクマン。
「期待の星一徹です!」
うん、シュージンサイコーと同様、これはよく意味がわかりませんでした。巨人の星ということはわかるんですが、それとこの発言は何か繋がりがあるのかな、と。
発言に深い意味はなくて、ただ「新妻エイジと川口たろうは同等のギャグセンスを持っている」という表現だったんでしょうか。いやでもそれって別にスゴさ描写には繋がらないよな。ううん。


ぬらりひょんの孫
土蜘蛛いいね! バトルマニアくさいのに平気で不意打ちをかます根性の良さがすてきです。あと秀元の「絶対に遭遇してはならない」という言葉も気になるところですね。特別な準備がなきゃダメージが通らない、みたいな特殊能力でもあるのかな。ただ単純に強すぎるからってだけではこういう言い回しにはならないでしょうし。


「死んでよいぞ」
この愚かな学生どもは羽衣狐さまの神聖な御体に触れようとして首チョンパされてしまったわけですが、これはむしろ、恐ろしいというよりも羨ましいという思いの方が強いわけで。しっぽで首チョンパだとかかなり高レベルなご褒美ではないですか。学生たちは深く感謝しながら永眠すればいいと思います。


<参考:羽衣狐さま下僕度チェック>
レベル1:羽衣狐様にしっぽでモフモフされたい
レベル2:羽衣狐様に凍りつくような視線で蔑まれたい
レベル3:羽衣狐様に「早う本気を出してみい」とかバカにされたい
レベル4:羽衣狐様に思うさま踏まれたい
レベル5:羽衣狐様のしっぽで首を刎ねられたい
レベル6:羽衣狐様に生き胆を吸われたい
レベル7:羽衣狐様に根元から種を奪われたい
レベル8:羽衣狐様から生まれたい


トリコ
半裸で寄り添うガチムチ男子2人の様子があまりに薔薇薔薇しくて他のことがあまり頭に入ってきませんでした。深い森に包まれたような心地よさかよ!すごい暗喩だな!


■家庭教師ヒットマン・リボーン


こち亀
萌え絵となると必ずこのアシスタントさんが出てきますが、何だか未だにこの人の絵柄には慣れないなあ…。このアシスタントさんももう10年近くやってると思うのに。10年でもまだ違和感を覚えるって逆にすごい。


キャラ萌え目的で銭湯に来た人たちが「銭湯って気持ちいいな」とちゃんと銭湯を見直してたのが地味に良かったです。入り方はどうであっても、そのものの良さにちゃんと気付いてもらえたならお互いに幸せですよね。現代は(今回こち亀がネタにしたように)「萌えキャラ米」だとか「萌えキャラ沢庵」だとかの面白商品が溢れてるわけですが、こういったやり方もそれほど間違っているわけでもないのかな、とも思ったりも。まあ程度にもよりますけどね。今回のこち亀のオチみたいに。


べるぜバブ
既存キャラの再紹介くらいのお話でしょうか。何だかほとんど話が進んでなかったイメージなのであまり思うことがありません。邦枝さんはやっぱり可愛いなあくらい。


銀魂
「恋する女は…」のくだりでキャサリンの顔面がガチ変形してたネタに不覚にも吹きました。そして叫んだりとかで気を抜いた瞬間は元に戻ってることにもまた吹いた。本当に気力で顔を変えてたんだな!本当に人間かよ!


サイレン
天球儀形態、気円斬形態、散弾形態、か。この戦いでアゲハの能力は一気に成長したなあ。
そして能力以上に精神的にもブチ切れていることも今シリーズで発覚。敵(の人間)を殺すことにいささかの戸惑いも無い主人公なんてずいぶん久しぶりに見た気がします。というかジャンプで今まで居ましたっけ、こんな素敵タイプ主人公。


■ヘタッピマンガ研究所R


いぬまるだしっ
前回の時点では印象最悪だったあの二人をこんなにキレイにまとめるなんて…! しかもギャグを交えて笑わせながら! 大石先生は本当に話が上手くなったと思います。あと大石先生は相変わらずたまこ先生に対する扱いが徹底してて素晴らしいと思います。生尻を顔面に押し付けられるたまこ先生がセクシーすぎて死にたくなった。


ハンター
>サイレン感想での「敵を殺すことにいささかの戸惑いも無い主人公」
ああ、そういえばゴンもそうだなあ…。というかゴンは敵どころか一般人女子の命を人質にとって脅してますね。ためらいが無いなんてレベルじゃない。


ウェルフィンvsイカルゴ、決着。キルアは本音を言うことでパームの心を動かし、イカルゴはウェルフィンの本音を引き出すことで決着を付けました。騙し合い・駆け引きが基本のハンター世界で「本音を言うこと」が対決のキーになるとは、ずいぶん珍しく、ややもすれば象徴的なことにも見えます。
もしかしたら王や護衛軍とも話し合いでカタを付けることに…なる、とは少し考えづらいか。王はともかくシャウ、ピトーなどはまだまだやる気アリアリっぽいですしね。


一方の王vs会長では、会長が足一本を失って大ピンチ!といった体ですが、元々機動力が必要な戦い方ではなかったし、それほど支障はないのかなあ、とか思ったりも。いやあるか。足一本って言ったら普通に重傷だな。
傷つくことで念能力が強まるケースなどもありますし、これで終わりになる会長ではないとは思うところですが。


■死にかけ戦士!痩身マン


スケットダンス


保健室の死神
今週も面白かったー。


この漫画はお色気枠としての役割がだいぶ板についてきましたな。この漫画の何がエロスかって、パンツとかそういう部分ではなく主に精神的な部分がやたらとエロス。引っ込みThe・Anな花巻さんを強制水着だとか、自分の目的のため女湯に覗き男を招き入れる子だとか、そんな粘りつくような素敵シチュエーションがたまらなくエロス。良い漫画ですね。


あとこんなエロスを描く藍本先生が女性だということをこの間知ってめちゃくちゃビックリしました。マジかよ…。こんなにすばらしい変態さんなのに。


■彼方セブンチェンジ


めだかボックス



黒子のバスケ


賢い犬リリエンタール


■ねこわっぱ!


ピューと吹く!ジャガー