■
1992年52号ジャンプ感想です。
人気力士である貴花田、若花田の実際の人生を漫画化。
今になって改めて考えてみると、この作品ってかなり異色ですよね。実在の人物を題材にした漫画はちょこちょこ見かけますが、大抵は読み切り形式なので、連載形式というのがまず珍しい。しかも「過去の偉人」ではなく「現在生きている人」が題材というのがまた珍しい。こういった形式のものってほとんど無いのではないでしょうか。『てんぎゃん』とかも偉人ものの連載ですが、あっちは過去の人物ですし。
でもまあ、何にせよ面白い試みの作品だったことは確かだと思います。実際、当時読んでた時はこの漫画で大相撲に興味を持った覚えがありますしね。
しかし小畑先生は、改めて思うけど本当に、異様に絵が上手いなあ…。主人公がちゃんと「あ、貴花田だ」と分かるように特徴を捉えてて、その上で少年マンガらしくカッコいい。上手すぎるだろ。どうなってんだよこの先生は。
■DRAGON BALL 其之四百一 かめはめ波フルパワー
(フッ)
「しっ、しまっ…!!」
「波―ー―ーっ!!!」
瞬間移動かめはめ波! いいですね、こういう「そういう能力持ってるんだからこう使えばいいんじゃね?」というのを実際キッチリやってくれると何とも嬉しくなります。
それはそれとして悟空のブラフにビビりまくってる味方陣が可愛らしくて仕方ない。特に汗ダラダラ流しながら「う、撃つつもりだ…!」とビビってるべジータさんとかが。アンタ何ビビってんすか。おい王子。戦闘民族エリート。
あと、この攻撃でセルの上半身が吹っ飛んでたりするんですが、セルのコアって頭部にあったんじゃなかったですかね。コアが無ければ再生できないはず、と思ったんですが、ここからなんで再生できたんだろう…。
まあセルのことだし、体内でのコアの位置をとっさに移動させたりとかはお手の物かもしれませんけども。
■SLAM DUNK #108 超強力リバウンドマシーン
「ゴリ!」
「今日の赤木さんはやっぱり気合入ってる!」
「あたりめーだぜヤス!」
いやこうして見ると花道ってゴリにめちゃくちゃ懐いてるよなあ。野生動物的なアレなんだろうか。自分と同等以上の存在感を認めたものには付き従う、みたいな。
しかしベンチにいても花道はすっごい目立ってるのがやっぱり花道だ。流川にヤジ飛ばしたり、流川にパスするなとメガネ君に騒いだり、ベンチにいてもグイグイ来ますね。うぜえ。かわいい。
■新ジャングルの王者ターちゃん No.235 クローンが88%の勝率の巻
こういう格闘トーナメントの時、アナべべって不思議と上位まで残るんですよね。梁ちゃんやペドロは敗退してるのに何故かまだ残ってる強運。実力的にはそれほどでも無いと思うんですが、最終回までずっと話の中心近くには関わってきてましたよね。いいキャラだ。
画像左下、3人でアナべべをからかってる図がすごい好きです。瞬時にコレとかすごい連携だなこの3人!ペドロとかもノリノリじゃねーか!
■幽☆遊☆白書 ★喰うか喰われるか!の巻
「いいか、たよりない貴様らをあえて信用してこの技を使ってやったんだ」
「もし起きたとき…負けて…たら」
「承知…せ…ん…」
「ぞ」
飛影の寝顔が可愛すぎて生きてるのが辛い。
いやもう、この回は黒龍波の豪快さやら一週で決着がつくスピーディさやら色々見どころはありますが、やっぱり一番の見どころはこの寝顔でしょうな。全国何万人の飛影ファンの方がこの回で発狂したんでしょうか。ウチの姉ちゃんも奇声を上げながらこの回読んでた。リアル話。
「実はその木を走らせたのは…このゲームらしいよ」
「…!」
「常識で物事を考えてよね」
「さっきからあなた、ものすごく変よ!」
「木って動物だったのね」と「このゲームで木を動かせるらしいよ」は果たしてどっちが常識的なんだろうか…。事情を知ってる読者としてはどうしても緑丸寄りな考えになりますが、何も知らない人が木が動くところを見たらどうだろう。…うん、それでもやっぱり水の森ちゃんの思考は独特すぎますね。樹木動物説はそうそう出てこないよ。
「ニーン」
「フ…フライパンがなぜェ―ー!ど―ーしてェ!!」
そのスペースにどうやって収納して、そしてどうやって取り出してるんだ。ツッコミどころが結構あるこの作品ですが、一番のファンタジーはこの晴矢の背中かもしれません。投網とか出てきたことあったよねここから。
■ダイの大冒険 第154話 我が名はバーンの巻
(だが…これほどまでのご老体とは…!?)
(…あ…あの細い首など…)
(超魔生物と化した今のオレならたやすくへし折れそうではないかっ…!?)
「…ためしてみるか?ハドラー…」
くっそ格好ええ…! やっぱりバーン様は青年形態よりも老人形態の方が好きだなあー。物静かで余裕たっぷりの佇まいが本当に実力者らしく、大魔王の名に恥じない威厳が溢れてますな。自然と様付けにしたくなる風格。青年形態もまあ悪くはないんですが、あっちは何か落ち着きがなくバタバタしてる感じ。なんとなくですが。
しかしこの場面の魔王と大魔王のやり取りはまた格好良いなあ。隙あらば首を折ってやろうと考えるハドラーに、それを見抜き、しかも許して賞賛するバーン様。両者の性質がしっかり出て、それでいてバーン様の凄さが存分に表れてますね。痺れる。
■ろくでなしBLUES Vol.222 Yell of soul
■究極!変態仮面 VOL.11 湯けむりの対決!の巻
「だ…誰やお前は!?」
「ぼく、タオルを借りるよ」
「私の名は変態仮面!」
「老人虐待 営業妨害の罪でおしおきする!」
変態仮面in銭湯!
何でしょうか、このシチュエーションだと変態仮面の変態らしさがまた一際増して感じられました。何といいますか、自分も周りも全員全裸であるのにわざわざタオルを借りてチマキを作るあたりが特に。もともと全裸空間なのに隠すのは別に意味なくね?みたいな。このチマキスタイルに特にこだわりがあるんだね?みたいな。
「よくやった!」
「ありがとう変態仮面!」
そういや変態仮面って一般市民の方々には普通に受け入れられてるんですね。ちゃんとヒーロー扱いだ、すばらしい。見た目や行動的には犯罪者以外の何物でもないんですが。
この漫画はいちいちエロいな! 接着剤で密着だとかもうね、それほど直接的ではないものの、さりげなくしかし確実なエロさ。痒いところをくすぐるようにエロい。強制密着とかどこのダブルアーツですか。あとこの子たちはこの状態から抜け出す時ってどうやったんでしょうね。
正太郎くんは相変わらず災難続きなんですが、ラストで真琴ちゃんとくっついてるのを見るとちょっと嬉しくなりました。少しでも報われるのは嬉しいね。ToLoveるのリトくん同様、この子も読んでて応援したくなるタイプです。
■モンモンモン モンチャックのゆううつの巻
■ジョジョの奇妙な冒険 ☆カゲ口大作戦!の巻
「康一くん、あなた…」
「友達の間の評判 あまりよくないわね」
由花子さんマジ怖ええー…。だってこの人の思考、
評判よくないわね
↓
私が教育して立派な男にしてあげる!
ですよ。論理展開がすごすぎる。幻滅すらしてもらえない。逃げ道ゼロ。
以前の昔ジャンプ感想で「由花子さんには言葉が通じない、野生動物に命乞いするのに似てる、だから怖い」みたいに書いた気がするんですが、この回を読んで改めてそう思いました。大魔王からは逃げられない。
あとカゲ口作戦を立ててる時の億泰がイキイキしすぎてて吹きました。お前絶対楽しんでやってるだろこれ。
■こち亀 ○ハイパー小学生!?の巻
「ランドセルの中に何が入ってるんだ?」
「このようになってます」
「すごい!」
電極プラスくんの初登場の回、でいいのでしょうか。1992年登場で今現在もちょこちょこ出てきてますし、この子もずいぶん息の長いキャラクターだったんですね。
スーパーランドセルの中身は現代でも実現できなさそうな、相変わらず時代を先取りした代物ですが、唯一「ビデオカメラ」「ビデオデッキ」というあたりに時代を感じました。このころはまだマルチメディア媒体ってのは無かったのかな。DVD、ブルーレイが無いはもちろんですが、CDくらいは…と思ったんですけども。CDって普及し始めるは何時からだったかなー。
■花の慶次〜雲のかなたに〜 太陽の国首里那覇の章 巻四、心の叫び
■ペナントレース・やまだたいちの奇蹟 第75巻 カープ戦6・史上最低の男
■アウターゾーン 第50話 マジック・ドール(後編)