2010年12号ジャンプ感想です。


LOCK ON!
それなりにニヨニヨしながら読んでたんですが、主人公くんの魔眼が出てきた場面でちょっとゲンナリ。この能力、この作品がバトル漫画としたら地味すぎるし、恋愛・ほのぼの漫画としたら必要ないし、いずれにしても中途半端なポジションに思います。
能力のみならず、全体的に淡白でどうにも印象が薄い感じでした。ちょっと微妙。


ワンピース
エース死亡→白ひげ仁王立ち→黒ひげ登場、か…。息もつかせぬ展開とはまさにこの事だな。濃密に、しかし目まぐるしく進んでいくイベントに圧倒されっぱなしです。
心身共に最終局面を迎えてる白ひげが特にアツい。顔半分失ってもまだ気力で動くとか何その超人ぶり。「真の強者とは顔半分なくなっても動く人のこと」の法則が立てられるかもしれませんね。(例:白ひげ、虎眼先生、アンパンマン


ナルト
「イタチを…父を…母を…!」のサスケのコマの演出が好きです。写輪眼による血涙がセリフと相まってすごく印象的。こういう演出は岸本先生うまいなあ。


べるぜバブ
不良が一まとめのクラスになったけど、一まとめになったことによるトラブルとかそういうお話になるのではないんだな…。
デリカットの雑談とか剃毛高校とかの小ネタは面白かったです。こういう本編に関係ないところでのさりげないお遊びが好き。イイ。


ぬらりひょんの孫
土蜘蛛が圧倒的すぎて惚れる。先週の『遭遇してはいけない』は別に「攻撃が通用しない特殊能力があるから」というわけではなく「ただひたすらに強すぎるから」だったんですね。それはそれでカッケエ。
ラストのページは淡島、イタクが変化してますね。封印を一つ解いたことで「昼でも夜でも常に妖気充満」のフィールド効果が無くなった、みたいなところでしょうか。これを利用して土蜘蛛から逃れることになるのか?


家庭教師ヒットマン・リボーン
白蘭さんの顔芸がすごすぎて幸せな気持ちになりました。カカト落とし喰らってるコマとかギャグそのものだろコレ。


こち亀
こち亀ではすごい昔に「タバコなんてダメだ!この漫画では今後一切タバコは出さない!」って回があったんですが、今回の電子タバコはアリなんだろうか。


黒子のバスケ
リコ監督はいいキャラしてるなあ。指にバンソウコウでガックリしてるシーンは定番系ながらもえらいかわいい。「トントントンはなんだったの!?」には吹きました。食ってる時の擬音が「ポリポリ シャリッ コリッ」とまるでカレーっぽくないあたりも吹いた。
あと「黒子、自分でよそって食べたのか?」「はい。忘れられたので」が軽く泣けます。黒子…、今までずっとこんな扱いで過ごしてきたのか…!


スケットダンス
ラスト3ページでは声を上げて笑いました。天狗の面は攻撃力が高すぎる!
収録中はスケット団のアレっぷりが前面に出てましたが、編集の仕方やら天狗の面やら、ぶっ飛び方を見るに制作サイドもたいがいあっち側の人間ですよね。このCMはなるべくしてこのクオリティになったんだよ。


トリコ
湖のテカテカ描写がよく分からなくて、スープが無いと言われても「いやあるじゃん?そこに」としばらく思ってしまった。
愉快なコントでスープが無いことが依頼人さんにばれてしまったわけですが、これギャグ風にやってるけどだいぶ大ごとですよね。帰る手段は本当にどうするんだろう…。美食會の方々がここに来た手段を奪う、とかかな。


銀魂
万平平子のネーミングは勘弁してくれ。単純に面白すぎる上に、ブリーチの平子さんを見たら思い出して笑ってしまいそうだ。ほんと銀魂はいろんな所でぶっ飛んでて素敵です。
しかしこの万平平子さん、なんとなく沖田総悟と血縁関係にありそうな気がするのは気のせいでしょうか。


いぬまるだしっ
スカトロは…さすがに…きついよ…!


ハンター
『老いてるーーーー!?』
全力出し尽くしたネテロ会長が「すごいよ!マサルさん」の校長ばりにしぼんでて不謹慎にも吹いた。ノヴ先生といい、念能力者ってのはオーラ・気力の枯渇がダイレクトに外見に出るもんなんだな。
しかし王の無敵ぶりにはどうしたもんだろうか。人類最強(と考えていいはず)のネテロでさえこの程度のダメージとか、どうすれば倒せるのか想像もつかないレベルですよ。範馬勇次郎みたいだ。改めて思うんですが、キメラアント編は一体どういう結末になるんでしょうか。


賢い犬リリエンタール
令一郎さんと兄くんはお知り合いとな。メカ知識、分解技術などを備えてるらしい兄くんならば、確かにそういった技術関係の人と面識があっても不思議でなさそうではあります。てつこエピソードだったあんこくまじん編に続き今度は兄くんエピソードになるのか。


あとラストシーンでは既にマンティスから降りていなくなってるオリガさんが素敵。これきっと別行動で既にリリエンタールを確保に向かってるんだよね。敵キャラと言えどサクサク動いてくれると気持ちいいです。


バクマン。
山久さんと静河くんの顔芸コンビがめちゃめちゃ面白かったです。山久さんのマユゲどうなってんだこれ。なんだこの角度。


保健室の死神
最近の病魔はノリがいい奴が多いな!今回のバーンさんなんかも何となればお友達になれそうな親しみやすさですよ。もうすっかりホラー要素は無くなってきたこの作品ですが、楽しさは増していくばかりなので何も問題なし。今週も面白かったです。


サイレン
PACS融解プログラムは遊坂さんの最期のあがきにより破壊されて阻止。何の得にもならない嫌がらせに最後の力を振り絞るだとか、遊坂さんは終始マッドでクレイジーなステキキャラでした。星将ひとりひとりがこんな感じにボリューム沢山のバトルに描かれるのでしょうか。今後も楽しみだ。
あと、プログラムは途中で止められましたが、実行途中での破壊なので弥勒にも多少影響が出たりしないかな、とも思ったり。でもさすがにそりゃ無いかなー。「プログラム実行マデ残リ○○秒――」とか言ってますもんね。「プログラム完了マデ残リ○○秒――」のようなアナウンスならその可能性もあったかもなんですが。


めだかボックス
古賀ちゃんは半袖ちゃんとは何も関係ない人なんですか。やたらそっくりなので同一人物なのかと思ってたけど何だか誰も言及しない。ただの気のせいって気もしてきた。


彼方セブンチェンジ
ギャグ漫画は最終回になると時折すさまじく新しいものを生み出すな…。燃え尽きる直前のロウソクがひときわ大きく輝くというアレでしょうか。惜しくも最終回ですが、すっごい面白い最終回でした。残念。


ピューと吹く!ジャガー
うすた先生が心配になるレベルの意味不明さに戦慄していましたが、読者投稿と連動したモノだと分かってからは納得して笑えるようになりました。うすた先生が彼岸の世界に行ってしまったのかと思ってなんか焦った。