1999年32号ジャンプ感想です。



テニスの王子様  Genius.1 越前リョーマ

つい先日大団円を迎えましたテニスの王子様、連載第一回。1999年開始だったのか、と改めて考えると感慨深いです。紛う方無き大長編なのに、何だか本当にあっという間だった気がするなあ…。9年近くも連載している割にダラけた記憶がほとんどなく、疾走感に溢れてました。
越前少年も連載開始時点ではこんなにもイヤな奴だったわけで(イヤというよりむしろ邪悪)、最終回付近での成長した越前少年とは比べるべくもな…くもないかなあ。それほど変わってはいないかな…。テニスヤクザなのはどっちもどっちだ。
それにしてもこの第一回はスゴイです。敵高校生が憎まれ役として扱われるのはまあ普通なんですが、主人公たる越前少年も明らかに邪悪ですからね。こんなに応援したくない気分になる主人公も珍しいです。画像の場面だけ見たらどっちが敵役かわかんねーよ。


ONE PIECE  第95話 まわれ風車


シャーマンキング  第50廻 たま地獄

「ブッ祟る」!なんと斬新な表現か。一生に一度くらい使ってみたいけれど、使える場面なんて絶対に訪れなさそうだなあ。死んでからしか使えないフレーズ。
それにしてもアレですね。シャーマンキング本当にアレですね。象徴とかイメージとかでもなく普通にモノを描いてますが、雑誌的にアリだったのかこれ…。たまおの「絶対に叶わない片思い女の子」という立ち位置はとてもグッと来るものがあるのですが、そんな子にポンチ・コンチをあてがう武井先生のバランス感覚には脱帽という他ないです。切ないはずの設定なのにギャグのスパイスにしか思えない。
ポンチ・コンチ・たまおという名前もセクハラ以外の何者でもないですし、ホント武井先生はフリーダムが過ぎるよ。


遊☆戯☆王  遊闘135 仕組まれた罠

バーベット(=不公平なルールをそれと悟られることなく相手に押し付ける)を得意としている御伽くんが、逆に遊戯に仕掛けられた時に何の疑いもなく引っかかってるのが何ともはや。自分の武器を相手に使われても気づかないとか、なんともションボリした雰囲気になってしまいますね。「…いいだろう!」とか2秒で即決してる場合じゃないですよ御伽くん。もう少し疑おうぜー。
にしてもこの子らは、「こういうルールで勝負だ!」「いやこういうルールで勝負だ!」と、オレルールの押し付け合いが本当に巧みですね。こういったスキルが、後々のスピリチュアルカードゲームにも影響してくるのかしら。


ヒカルの碁  第28局 神の幻影

ヒカルが自分の意思で碁を打ち始めた記念すべき第一打、といった位置付けか。ボロクソにやられるし塔矢には愛想尽かされるしで散々な結果には終わりましたが、それでも大きな意味のある一打だったのでしょうね。
しかし、それにつけても佐為の保護者っぷりに萌えます。自分の真剣勝負を台無しにされたのに、怒るよりもヒカルの意欲を認めて「今はただ、私はあなたの成長を見守りましょう――」ですからね。なんという完全無欠の保護者っぷり。パーフェクトオカンじゃねーか。


そういや佐為って結局男なんでしたっけ、女なんでしたっけ? 最後までハッキリとはされてなかったんだったかな…?


ホイッスル!  第87話 梅雨、入りぬの巻


こち亀  ○坊さんバンド参上!の巻


封神演義  第145回 死闘十一 ―現在かさなる過去―


サバイビー  第2回 ケラのライバー

スズメバチがミツバチのコロニーに最初に侵攻してからわずか数日で…」
「10を越すコロニーの全てが襲撃をうけ壊滅したという」
「何万ものミツバチがバラバラにされた中…」
「ズワロフたちは傷を負いながらも運良く生き残った」
重っ。
第一話での仲間皆殺しに引き続き、どこまでも暗く重い話が続きますね。見づらいですけど、この画像、上のコマはホントにみんな手・足・首がバラバラになってるんだぜ…。ショッキングにもほどがある。トラウマになるには十分なレベルでしょう。
擬人化昆虫ということで見た目はやや可愛らしい系なのに、やってることがリアル戦争そのものなんで、そのギャップ更に恐怖を感じてしまうのですよね。なんかディ○ニーランド行ったら「今日は皆さんに殺し合いをしてもらいます」とか言い出してネズミ共がバトルロワイアルしだしちゃったみたいな感じ。可愛いだけに余計に恐ろしいのです。


花さか天使テンテンくん  第117話 テンテンくんとトリの巻


ライジングインパクト  第6話 囚われの王子

「オレはなあっ、手加減されで勝づぐれえならな!」
「全力で勝負して負げる方がずっといい!」
ああー、これは今でも時々思うところ。ゲームセンターで対戦ゲームなどやるのですが、たまーにすごい初心者っぽい人から乱入されることもあって、そういう時はどうしたものか迷うことがあるのですよ。一応自分もガウェイン寄りの気持ちなので基本的にはどんな場合でも全力でヤっちゃうのですが、いろんなサイトやら2chまとめブログ記事など見ると、接待プレイも必要なのかなー、とも思ったり。とかまあ、大抵は負ける側なので、そんなしょうもない事を気にしてる余裕など無いのですけども。
どうでもいいですが、ガウェインのセリフって物凄いタイプしづらいですね。書き写す際に少しイラッときたよ。担当さんは写植打ち大変だったんだろうなあ。


世紀末リーダー伝たけし!  リーダー94. 笑ってくれえ…!


HUNTER×HUNTER  No.053 ダブル


ROOKIES  Vol.68 センチメンタル


武士沢レシーブ  ヒーローその13 ヒザは大事だ。


I's  第106話 カベがくずれた

イチタカ&伊織、クライマックス。ここまで来ると、もはやラブコメとかいうレベルを飛び越えてハウツー本一歩手前なので、どういう反応をすればいいのか困ります。そんな、思春期男子の初体験でのテンパリ具合をまざまざと見せ付けられてもなー。「どーする?どーする!?」とか言われても知らねーよ勝手にがんばれよって感じですよね。とりあえずムフフトーンでも用意しとけばいいんじゃないかな。


明稜帝悟桐勢十郎  案件77 障害物リレークイズ!

なんで悟桐&四天王がお笑いウルトラクイズに出てるんだろう…。色々な意味で色物全開なキャラクターになってる5人ですが(特に悟桐)、よく覚えてないけどこんなノリでしたっけ、この作品って。もう少しマジメな雰囲気だったような気もするのだけど、気のせいかなー。
それはそれとして、ラストの真剣モードでクイズに正解する悟桐、何か凄そうな描写だけどぶっちゃけそんなに凄くないよね。ただの二択クイズだよね。


超野球!バッテリー夫婦


マッハヘッド  最終話/祝!栄士初停学


じゃんぷる